「訪問看護に転職したら、実際いくらもらえるのだろう」——求人票の「モデル年収450万円〜」だけを見ても、判断材料としては足りません。基本給に固定残業が混ざっているのか、賞与は何ヶ月分なのか、オンコール手当は別途つくのか。前提が違うと、同じ「450万円」でも手取り額はまったく違ってきます。
読み解くうえでの近道は、「基本給/固定残業/賞与/諸手当」を分けて見ることです。厚生労働省の公的統計と、足立区で3拠点を運営するすえひろ訪問看護ステーションの求人票を対比しながら、経験年数・雇用形態・役職別の実額を公開します。
本記事では、訪問看護師のモデル年収の早見表、公的統計との比較、すえひろの実額と内訳、年収を上げる4つの道筋、求人票のチェックポイントまでを順にお伝えします。転職を検討中のあなたの、比較のものさしになれば嬉しく思います。
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一人あたり月4〜10回、待機手当1回3,000〜6,000円。退職金制度がないことも、そのまま書いています。比べるための材料としてお使いください。気になる項目だけLINEで聞くこともできます。
このLINEは、訪問看護への転職を考えている方の「聞くだけ」の窓口です。応募の受付ではありません。勤務地は東京都足立区の2拠点です。
訪問看護のモデル年収【早見表】経験・役職別の目安
訪問看護師の年収は、経験年数・役職・オンコール当番の有無で大きく変わります。まずは早見表で全体像をつかんでから、基本給・固定残業・賞与・諸手当の内訳を1つずつ確認していきましょう。数字はすべて出典と時点を明記します。求人票の書式は事業所ごとに違うため、以下の3階層をものさしにそろえて比較すると、迷いが減ります。
| キャリア段階 | モデル年収レンジ | オンコール当番 | 主な想定内訳 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜3年目(同行〜独り立ち直後) | 約400万〜470万円 | なし〜月2回 | 基本給+固定残業(15時間分目安)+賞与年2回 | 求人票・労働条件通知書の実額を集計(2026年時点) |
| 1〜3年目(オンコール当番あり) | 約450万〜520万円 | 月4〜6回 | 上記に待機手当・出動手当を加算 | 同上・厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」参照 |
| 5年目以降・リーダー相当 | 約500万〜580万円 | 月4〜8回 | 役割手当・資格手当(月1〜3万円)加算のケース | 厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(令和6年3月公表) |
| 管理者・所長クラス | 約600万〜750万円 | 月4〜8回(管理者当番) | 役職手当・管理者手当・オンコール手当込み | 厚生労働省「訪問看護療養費に係る指定訪問看護の算定方法」(令和6年改定) |
| キャリア段階 | 年収レンジ | オンコール当番 | 想定内訳・出典 |
|---|---|---|---|
| 1〜3年目 (同行〜独り立ち直後) | 400万〜470万円 | なし〜月2回 | 基本給+固定残業(15時間分目安)+賞与年2回 出典:求人票・労働条件通知書の実額を集計(2026年) |
| 1〜3年目 (オンコール当番あり) | 450万〜520万円 | 月4〜6回 | 上記+待機手当・出動手当 出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(令和6年3月公表) |
| 5年目以降 ・リーダー相当 | 500万〜580万円 | 月4〜8回 | 役割手当・資格手当(月1〜3万円)加算のケース 出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(令和6年3月公表) |
| 管理者・所長クラス | 600万〜750万円 | 月4〜8回 (管理者当番) | 役職手当・管理者手当・オンコール手当込み 出典:厚生労働省「訪問看護療養費に係る指定訪問看護の算定方法」(令和6年改定) |
1年目〜3年目(未経験〜独り立ち直後)の年収目安
訪問看護未経験で入職した場合、多くの事業所では同行訪問期間を設けています。この期間は先輩看護師と2人1組で訪問し、利用者様ごとの状態把握・多職種連携の進め方を実地で学びます。同行訪問期間中の給与は独り立ち後より低く設定されることもあれば、同額のこともあり、事業所ごとに扱いが分かれます。
年収レンジの目安は、常勤・オンコール当番なしで約400万〜470万円、オンコール当番ありで約450万〜520万円が一般的な水準です。年収差の中核は、オンコール手当と訪問件数手当にあります。
5年目以降・チームリーダー相当の年収目安
独り立ちからの経験を積み、後輩の同行指導や困難事例の対応、多職種連携のハブ役を担うようになると、基本給と役割手当が段階的に上がっていきます。5年目以降のリーダー相当で、常勤・オンコール当番ありのモデル年収は約500万〜580万円が目安です。
この層になると、特定行為研修や認定看護師の取得が視野に入り、資格取得後は資格手当(月1万〜3万円程度)が加算されるケースが増えます。
管理者・所長クラスの年収目安
訪問看護ステーションの管理者は、人員配置基準(常勤看護職員2.5人以上)を満たすシフト管理、利用者様の受入判断、多職種連携、行政対応まで担う責任職です。所長・管理者クラスのモデル年収は約600万〜750万円が目安で、役職手当・管理者手当・オンコール手当込みで設定されます。
管理者が「精神論で乗り切る」職務にならないよう、事業所側が意思決定権限と業務範囲を明確にしているかも、面接時に確認したいポイントです。
公的統計で見る訪問看護師の年収と病棟看護師との差
「訪問看護は病棟より稼げる/稼げない」という話は、比較の時点や勤務形態がそろっていないことが多く、そのままでは判断材料になりません。公的統計を基準に、比較のものさしをそろえていきます。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」で見る看護師平均年収
厚生労働省が毎年公表している「賃金構造基本統計調査」は、企業規模10人以上の事業所を対象にした国内最大級の賃金統計です。令和5年(2023年)の調査結果では、看護師(企業規模計)のきまって支給する現金給与額は月額約34.5万円、年間賞与その他特別給与額は約92.4万円、これを合算した推計年収は約508.1万円です。
ただし、この統計は病棟・外来・訪問看護・介護施設などをすべて合算した平均であり、訪問看護単独の数字ではありません。訪問看護のモデル年収を判断する際は、あくまで「全体平均のものさし」として使う必要があります。
訪問看護の常勤・非常勤別の給与傾向
訪問看護は常勤・非常勤どちらでも働けるサービスです。全国訪問看護事業協会が公表している事業報告資料などを見ると、訪問看護ステーションで働く看護職員の常勤・非常勤比率は事業所によって幅があり、非常勤(パート・時短)で働く方も一定の割合を占めます。
非常勤の場合、時給ベースで比較することになるため、年収そのものは常勤より低くなります。ただし勤務時間・オンコール当番・訪問件数の設計次第で、家庭・育児と両立しながら専門職としてのキャリアを続けられる働き方でもあります。「年収の高さ」だけでなく「時給×働ける時間」で見る視点が欠かせません。
オンコール手当・24時間対応加算が年収に与える影響
訪問看護ステーションが介護保険・医療保険の「24時間対応体制加算」等を算定するには、24時間連絡が取れる体制と、必要に応じて訪問できる体制を整える必要があります。この体制を支えるのが、看護師のオンコール当番です。
オンコール当番手当は事業所によって差がありますが、1回あたり2,000〜3,000円程度、実出動があった場合の出動手当が別途1回3,000〜5,000円程度、というレンジが一般的です。月4回の待機で月8,000〜12,000円、実出動が月1〜2件あれば月に1.5万〜3万円程度が上乗せされる計算になり、年間では18万〜36万円の差になります。
すえひろ訪問看護ステーション(足立区)のモデル年収と内訳
ここからは、足立区で3拠点を運営するすえひろ訪問看護ステーションのモデル年収を公開します。数字は求人票と労働条件通知書の内容にそろえ、「基本給/固定残業代(何時間分か明示)/賞与/諸手当」を分けて記載する方針です。誇張はせず、超過分は追加支給になる旨も明記します。
- モデル月給
- 30万〜38万円
- 基本給/固定残業
- 基本給と固定残業代(例:15時間分)を分離。超過分は追加支給
- 賞与
- 年2回
- オンコール手当
- 待機・出動を分けて別途支給
- モデル年収
- 約470万〜580万円
- 時給
- 経験・勤務曜日・オンコール有無で設定
- 試算
- 時給×週勤務時間×52週で想定年収を面談時に共有
- 扶養内勤務
- 年収上限を超えないシフト設計を一緒に組みます
- 切替
- ライフステージに合わせて常勤へ切替の相談可
- 雇用形態
- 常勤/パートの両方に対応
- 設計方針
- 看護師と近いレンジで基本給・固定残業・賞与・諸手当を分けて開示
- 役割
- 利用者様の目標達成に向けた個別リハプログラム
- 訪問件数手当
- 件数・移動距離に応じて別途支給
- 役職
- 役職手当・管理者手当が加算
- 役割
- 人員配置基準を満たすシフト管理/受入判断/行政対応
- 意思決定
- 週次の理念共有ミーティングでチーム判断
- モデル年収
- 約600万〜750万円
看護師(常勤)モデル年収と内訳
常勤看護師のモデル月給は、基本給と固定残業代を分離した形で提示します。月給30万〜38万円程度(基本給+固定残業代+各種手当。経験・保有資格・オンコール当番の有無により変動)を基本レンジとし、賞与は年2回で計算しています。固定残業代は基本給と分離して記載し、含まれる時間数(例:15時間分)を明示、超過分は追加で支給します。
想定モデル年収は、経験3年程度・オンコール当番ありで約470万〜520万円、経験5年以上のリーダー相当で約500万〜580万円が目安です。実額は個別の労働条件通知書でお示しします。求人詳細はすえひろ訪問看護ステーションの採用ページからご確認ください。
看護師(パート・時給)モデル年収と内訳
パート看護師の時給は、経験・勤務曜日・オンコール有無に応じて設定します。扶養内での勤務を希望される方には、社会保険加入の有無・想定シフトを面談で一緒に試算し、年収上限を超えないシフト設計をお示ししています。「時給×週勤務時間×52週」で年収の目安が出せるため、面談時に想定年収を数字でお伝えします。
パートで入職された方が、お子さまの成長に合わせて常勤に切り替わるケースも実際にあります。ライフステージの変化に応じて、勤務時間の見直しをご相談いただけます。
理学療法士・作業療法士(訪問リハビリ)モデル年収
すえひろでは、看護師だけでなく理学療法士(PT)・作業療法士(OT)による訪問リハビリテーションも提供しています。PT・OTのモデル月給・年収は看護師と近いレンジで設計しており、基本給・固定残業・賞与・諸手当を分けて開示する方針は同じです。
訪問リハビリでは、利用者様の目標達成(トイレまで歩いて行けるようになる、食事を自分で摂れるようになる、など)に向けた個別プログラムを立てます。病院勤務との違いや志望動機の整理は、理学療法士・作業療法士の志望動機の書き方についてまとめた関連記事も参考にしてください。
主任・管理者クラスのモデル年収と役割
主任・管理者クラスのモデル年収は、役職手当・管理者手当・オンコール手当込みで約600万〜750万円を目安に設計しています。管理者は人員配置基準を満たすシフト管理、受入判断、行政対応、多職種連携のハブ役を担います。
すえひろでは、2026年4月から毎週月曜朝の理念共有ミーティング(8:30〜9:30/全員参加)を運営に組み込んでいます。管理者一人で意思決定を抱え込まず、チームで判断できる仕組みを整えているのが特徴です。
年収を上げる4つの道筋(訪問看護でのキャリア)
訪問看護師の年収は「勤続年数を待つ」だけで上がるわけではありません。実際に給与テーブルが動く4つの道筋を、具体的な要件と一緒に整理します。求職者向けの記事のため、良い面も条件も正直にお伝えします。
を増やす
研修の取得
への昇進
訪問リハに転向
①オンコール当番・24時間対応加算の担当を増やす
もっとも即効性のあるのが、オンコール当番の担当回数を増やす道筋です。月4回の待機で年間約10万〜15万円、実出動が加われば年間20万〜30万円以上の上乗せになるケースもあります。
ただしオンコール当番は、生活リズムと家族との時間に大きく影響します。「稼ぐために増やす」だけでなく、事業所側が当番の負担を分散する仕組み(当番後の翌日休、待機件数の上限管理など)を持っているかも、事前に確認したいポイントです。
②専門・認定・特定行為研修などの資格取得(費用支援あり)
認定看護師・専門看護師・特定行為研修修了者は、資格手当(月1万〜3万円程度)が加算される事業所が多く、年収差にすると年12万〜36万円の上乗せになります。すえひろでは認定看護師・専門看護師の資格取得を支援しており、費用や休暇の扱いは面談時に個別にお伝えしています。
資格取得は年収の話だけでなく、担当できる医療処置の幅(在宅酸素、腹膜透析、緩和ケア等)が広がる意味でも、キャリアの厚みにつながります。
③主任・管理者などのマネジメント職に進む
主任・管理者に進むと、役職手当・管理者手当が加算され、モデル年収は600万〜750万円レンジになります。ただし責任範囲も大きく広がるため、「年収が上がるからやる」ではなく「事業所のケアの質を守る役割を担いたい」という動機で選ぶ道筋です。
すえひろは、管理者一人に意思決定を集中させず、チームで受入可否を判断する仕組みを取っています。管理者候補には、入職後の役割設計・研修計画・裁量範囲を、入職前に率直にお伝えしています。
④コメディカル(PT・OT)が訪問リハに転向する
病院勤務のPT・OTが訪問リハビリに転向すると、訪問件数手当・移動手当・オンコール当番手当(訪問看護ステーションで訪問リハを提供する場合)などが加わり、モデル年収が上がるケースがあります。ただし、病院での「集中したリハ環境」から「利用者様の生活の場」に主戦場が移るため、環境設定・多職種連携のスタイルも変わります。
「年収が上がる」だけでなく、「生活の場でのリハ」に本当にやりがいを感じられるかを、見学・同行訪問で確認していただくのが確実です。
求人票のここを見る|モデル年収の「盛られやすい」ポイント
モデル年収は事業所ごとに前提が違い、そのままでは比べられないことが多いのが実情です。求人票を見るときにチェックしたい5つのポイントを、悪い例と良い例の対比でお伝えします。
固定残業代が基本給に「混ざっていない」か
「月給32万円(残業代込み)」のような表記は要注意です。労働基準法上、固定残業代は基本給と分離し、含まれる時間数(例:15時間分)を明記、超過分は追加で支給する運用が求められます。
すえひろの求人票では「基本給◯円+固定残業代◯円(◯時間分を含む。超過分は追加で支給)」の形で分離して記載しています。求人票を見比べる際は、この分離表記の有無が「透明性の高い事業所か」の目安になります。
賞与「◯ヶ月分」の算定基礎はどこか
賞与「4ヶ月分」でも、算定基礎が「基本給のみ」か「基本給+諸手当」かで、実額は大きく変わります。基本給が意図的に低く抑えられていて、諸手当で月給を積み上げている事業所の場合、「◯ヶ月分」の額面ほど賞与が出ないケースがあります。
面談時に「賞与の算定基礎は基本給ですか、それとも諸手当を含みますか」と率直に質問して構いません。誠実な事業所であれば、その場で計算根拠を示してくれます。
オンコール手当・訪問件数手当の単価と上限
オンコール手当・訪問件数手当は事業所によって単価と上限が異なります。「オンコールあり」とだけ書かれている求人は、実際の月回数と1回あたりの手当額を面談で確認する必要があります。
すえひろでは、想定月回数と1回あたり手当額(待機/出動を分けて)を、労働条件通知書に明記してお渡ししています。
モデル年収が「常勤・満額支給」の前提になっていないか
「モデル年収500万円」の下に小さく「※オンコール月8回・訪問件数月80件を想定」と書かれている場合、その回数を維持できないと年収が実現しません。「モデル」の前提条件を面談で確認してください。
すえひろのモデル年収は、標準的な当番回数・訪問件数を前提にしています。無理なシフトで積み上げた年収額は、モデルとしては提示しない方針です。
退職金・住宅手当・資格手当など諸手当の実額
退職金制度の有無、住宅手当の実額、資格手当の適用範囲は、長期的な年収に大きく影響します。求人票の「諸手当」欄を細かく確認し、面談で実額を数字で確認するのが確実です。
できること/できないこと(採用面での透明性)
年収の話とセットで、入職後にできること・できないことを正直にお伝えします。合わないままの入職はご本人にも利用者様にも不利益になるため、面接前に把握いただきたい内容です。
すえひろが提示できること(労働条件・研修・キャリア)
すえひろが入職者にご提示できるのは、以下です。
- 労働条件通知書での基本給・固定残業代(時間数明示)・賞与(算定基礎明示)・諸手当・オンコール手当の完全開示
- 未経験の方への同行訪問期間の設定と、その期間中の給与の事前提示
- 認定看護師・専門看護師の資格取得支援(費用・休暇の扱いは面談時に個別説明)
- 3ヶ月に1回開催の看護師向け勉強会「目からウロコ」(約50名参加)への参加
- 毎週月曜朝の理念共有ミーティング(8:30〜9:30/全員参加、2026年4月開始)
すえひろでは対応が難しいこと(役割の範囲)
一方で、すえひろでも対応が難しいこと・お断りする場合があります。
- 訪問看護は医師の指示(訪問看護指示書)に基づくサービスのため、指示書の範囲外の医療行為は行えません
- 家事援助・買い物代行はヘルパー(訪問介護)の業務であり、訪問看護では提供できません
- 体制上、担当スタッフを護る必要があると判断した場合には、受入をお引き受けしないケースもあります
「まずお受けすることを基本」にしていますが、体制上お受けできないと判断するケースもございます。その場合も、対応できる事業所を一緒に探すことを含めて、受入判断の結果をお返しします。
『まずお話を伺う』採用面談の流れ
すえひろの採用面談は、履歴書・職務経歴書での書類選考を経て、面談(対面またはオンライン)を1〜2回、そのうえで見学(1日)の順で進みます。見学では、1日の訪問の流れと、実際に働くスタッフの様子を見てから、入職の可否を判断していただきます。
まずは見学だけでも構いません。1日の流れと、実際に働く人を見てから決めてください。
よくある質問(FAQ)
モデル年収に関して、面談や見学時によくいただくご質問をまとめました。回答は、その時点の労働条件通知書と就業規則の内容に基づいてお答えしています。
訪問看護師の年収は、病棟看護師と比べて高いですか
厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」の看護師平均は年収約508.1万円で、病棟か訪問かの区分は公表されていません。訪問看護の場合、オンコール手当や24時間対応加算の担当有無で年収差が出やすく、単純な高低比較は難しいのが実情です。個々の求人票の内訳(基本給/固定残業/賞与/手当)で比較することをおすすめします。
モデル年収の「◯万円」にはオンコール手当は含まれていますか
事業所によって扱いが分かれます。含まれている場合と、別途手当として支給される場合があります。求人票では「モデル年収の内訳」欄で確認するのが確実です。すえひろでは、オンコール当番の月回数と1回あたりの手当額を分けて記載しています。
未経験でも訪問看護のモデル年収は提示してもらえますか
未経験の場合は、独り立ちまでの同行訪問期間中の給与と、独り立ち後の給与を分けて提示している事業所を選んでください。すえひろでも、入職初月からしばらくは同行訪問中心のシフトで、その間の給与も労働条件通知書に明記してお渡ししています。
扶養内で働きたい場合、モデル年収の考え方はどう変わりますか
扶養内勤務の場合はモデル年収ではなく、時給×勤務時間で年収上限を設計します。すえひろでは、時給レンジと想定シフト、社会保険加入の有無について、面談時に一人ひとり一緒に試算しています。
見学だけの申し込みでも大丈夫ですか
見学のみのお申し込みも歓迎しています。1日の訪問に同行し、実際に働くスタッフの雰囲気を見てから、応募するかどうか判断していただいて構いません。詳細はすえひろのお問い合わせフォームからご連絡ください。
オンコール当番は入職初日から必須ですか
いいえ。オンコール当番は、独り立ちのうえで利用者様の状態把握・多職種連携が一定の水準に達してから、段階的に担っていただきます。入職直後からのオンコール強制はしていません。
すえひろは、「誰ひとりとり残さない社会」を掲げる一方で、「スタッフを護れる会社を創る」ことを創業時からの前提に置いています。年収の透明性を保ちつつ、当番回数・訪問件数の設計も含めて、長く働ける労働条件を一人ひとりに合わせて設計します。
まず見学だけでも構いません。1日の流れと、実際に働くスタッフの様子を見てから決めていただければ嬉しく思います。求人詳細・見学のお申し込みは、すえひろ訪問看護ステーションのお問い合わせからご連絡ください。
参考文献
- 厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(令和6年3月公表)(確認済)
- 厚生労働省「訪問看護療養費に係る指定訪問看護の費用の額の算定方法」(確認済)
- 一般社団法人全国訪問看護事業協会「訪問看護ステーション数調査」(確認済)
