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小児訪問看護師として働くとは?仕事のリアルと転職への道筋

小児訪問看護に転職を考えているけれど、「実際にどんな仕事なのか」「未経験でも入職できるのか」がわからず、一歩踏み出せずにいませんか。

病院とは異なる場所で子どもたちに関わる訪問看護は、特殊な仕事というイメージがある分、心理的なハードルを感じる看護師も少なくありません。しかし実際には、NICUや小児科病棟での経験が直接活きる場面が多く、一人ひとりの子どもと長期的に向き合えることに深いやりがいを感じているスタッフが多い分野です。

この記事では、小児訪問看護師の仕事内容と1日の流れ、転職に必要な条件、すえひろ訪問看護ステーションで働く具体的なイメージまでをお伝えします。

小児訪問看護に挑戦できる職場を探している方へ

小児訪問看護師が担うケアと仕事の基本

小児訪問看護師とは、医療的ケアが必要な子どもの自宅を訪問し、医師の指示のもとで専門的な看護を届ける職種です。病院ではなく「家庭」という場所で、子どもの日常に寄り添いながら医療を支えることが、この仕事の核心です。

対象となる子どもの状態、実際のケア内容、保険制度のしくみを順に整理します。

小児訪問看護の対象となる子どもと主な疾患

小児訪問看護の対象は、日常的に医療的なケアを必要としながら自宅で生活している子どもたちです。この状態にある子どもたちは「医療的ケア児」と呼ばれ、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律(医療的ケア児支援法・2021年9月施行)によって、在宅支援の整備が国の責務として定められています。全国の在宅医療的ケア児数は約2万人(厚生労働省「医療的ケア児について」2021年)にのぼり、この15年で2倍以上に増加しています。

対象となる主な疾患・状態には次のようなものがあります。

  • 脳性麻痺(のうせいまひ)脳の発達に影響が生じ、運動・姿勢のコントロールが難しい状態
  • 二分脊椎(にぶんせきつい)脊髄の形成異常により、排泄や下肢の機能に影響が出る疾患
  • 先天性心疾患(せんてんせいしんしっかん)生まれつき心臓の構造に異常がある状態
  • 筋ジストロフィー筋肉が徐々に弱くなる進行性の疾患
  • 重症心身障害重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している状態

「うちの子が対象かどうか」という確認は、かかりつけ医や相談支援専門員へ問い合わせるのが最初のステップです。すえひろ訪問看護ステーションでも、制度の枠にとらわれず、まずは一度ご相談いただくことをお勧めしています。

訪問で行う医療的ケアの具体的な内容

「自宅でここまでできるのか」と驚かれることも多いのですが、訪問看護師は医師の指示書に基づき、高度な医療的ケアを自宅で実施できます。代表的なケアは以下の4種類です。

  • 痰吸引(たんきゅういん)気道に溜まった痰を吸い取り、呼吸を助ける処置
  • 経管栄養(けいかんえいよう)口から食べることが難しい場合に、チューブを通じて胃や腸に栄養を届ける方法
  • 気管切開管理(きかんせっかいかんり)呼吸を確保するため、気管に開けた穴(ストーマ)を清潔に保ち管理する処置
  • 人工呼吸器管理機械で呼吸を補助するための機器を適切に管理・調整する業務

処置を行うだけでなく、子どもの体調変化を日々観察し、異変を早期に察知することも重要な役割です。ご家族が日常的にケアを担えるよう、手技の指導や精神的なサポートを行うことも、訪問看護師の仕事の大切な一部です。

痰吸引
たんきゅういん
気道に溜まった痰を吸い取り、呼吸を助ける処置
経管栄養
けいかんえいよう
チューブを通じて胃や腸に栄養を届ける方法
気管切開管理
きかんせっかいかんり
気管に開けた穴(ストーマ)を清潔に保ち管理する処置
人工呼吸器管理
じんこうこきゅうきかんり
機械で呼吸を補助する機器を適切に管理・調整する業務

医療保険が適用される仕組みと利用の流れ

小児訪問看護は医療保険が適用されるサービスです。18歳未満の子どもは介護保険の被保険者にあたらないため、医療的ケア児の訪問看護は医療保険(国民健康保険・社会保険等)で利用します。成人の訪問看護とは制度の入口が異なる点が、小児ならではの特徴です。

自己負担額は年齢や世帯収入によって1〜3割となりますが、各自治体の「こども医療費助成」と組み合わせることで、実質的な自己負担がゼロになるケースも少なくありません。利用開始の流れは、大きく3つのステップで進みます。

  1. 1かかりつけ医(主治医)に訪問看護の必要性を相談し、「訪問看護指示書」を発行してもらう
  2. 2訪問看護ステーション(すえひろ訪問看護ステーション等)に連絡・相談し、契約・計画を立てる
  3. 3訪問開始——担当看護師が定期的に自宅を訪問し、ケアを実施する

なお、医療保険の訪問看護には「乳幼児加算」(6歳未満が対象)など、年齢や重症度に応じた加算制度があります。超重症児・準超重症児にはさらに上乗せの加算が設けられています。訪問回数や利用時間の上限は保険の種別によって異なるため、詳細は主治医またはすえひろ訪問看護ステーションへお気軽にご相談ください。

小児訪問看護 利用開始までの流れ
STEP 1
主治医に相談・指示書発行
かかりつけ医に訪問看護の必要性を相談し、訪問看護指示書を発行してもらう
STEP 2
訪問看護ステーションと契約・計画
訪問看護ステーションに連絡・相談し、契約・訪問計画を立てる
STEP 3
訪問開始
担当看護師が定期的に自宅を訪問し、ケアを実施する
看護師募集中 小児科・NICU未経験から挑戦できる環境です

入職後はOJT期間として先輩看護師との同行訪問からスタート。
段階的に対応力を身につけられる研修体制を整えています。

24時間サポート体制 待機手当・訪問手当あり ローテーション制
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小児訪問看護師として働く日々のリアルな姿

1日の仕事は、朝のミーティングから始まり、複数のご家庭を訪問し、夕方に記録と申し送りで締めくくります。ここでは、すえひろ訪問看護ステーションで実際に働く看護師の日常を、スケジュールから研修・オンコール体制まで、できる限り正直にお伝えします。

1日の訪問スケジュールはどのように組まれているか

1日は8:30のチームミーティングからスタートします。その日の訪問先・担当スタッフ・利用者様の状態変化を確認し合い、情報を共有してから出発します。移動には電動自転車が貸与され、タブレットと社用携帯も携行。記録入力をその場で行えるため、帰宅後の事務作業が最小限に抑えられます。

午前中は2〜3件の訪問が基本的な目安です。1件あたりの滞在時間は30〜90分程度で、ケアの内容によって異なります。午後も同様のペースで訪問を重ね、夕方にスタッフ間の申し送りと記録確認で1日が終わります。

小児訪問看護師の1日のスケジュール
8:30
チームミーティング
訪問先・担当スタッフ・利用者様の状態変化を確認し、情報を共有して出発準備
9:00
午前の訪問(2~3件)
1件あたり30~90分。電動自転車で移動し、タブレットでその場で記録入力
12:00
昼休憩
事業所に戻って休憩。午後の訪問に向けてリフレッシュ
13:00
午後の訪問
午前と同様のペースで訪問を重ね、各家庭でケアを実施
16:30
記録確認・申し送り
スタッフ間で1日の訪問内容を共有し、記録の最終確認を実施
17:30
終業
タブレットでの現場記録により、帰宅後の事務作業は最小限

未経験・異分野からの転職者が経験を積む研修の流れ

訪問看護が初めてでも、段階的に対応力を広げていける環境が整っています。採用後6か月は有期雇用期間として設定されており、先輩看護師との同行訪問からスタートします。「いきなり一人でお宅に伺う」という状況にはなりません。

同行期間中は、処置の技術だけでなく、保護者との関係づくりや急変時の判断軸など、在宅ならではの実践知を自然に吸収できます。NICUや小児科病棟での経験は、医療的ケアの技術はもちろん、「家族全体を見る目」という点でも在宅現場で直接活きる力です。

認定看護師・専門看護師などの資格取得も全面的にバックアップする体制があり、研修手当の支給という形でも「学び続ける姿勢」を組織として支えています。

チームで支えるオンコール体制と安心の仕組み

「24時間365日対応」とは、スタッフ一人が24時間ずっと働くという意味ではありません。チーム全員でシフトを分担し、緊急時に利用者様をひとりにしない体制のことです。まずこの点を知っておいてください。

常勤看護師はオンコール対応を前提とした採用となりますが、当番は全員で分担しています。オンコール手当として1日6,000円が支給され、実際に呼び出しが入る頻度については面接・見学時に詳細を確認できます。夜間に連絡が入った場合も、対応手順と相談できる仲間がいることで、孤立した判断を迫られる状況にはなりません。

病院看護との違いと、この仕事ならではのやりがい

病院との最大の違いは、「その子の生活の場に入る」という点です。病院では療養される方ご自身が医療機関に足を運びますが、訪問看護では看護師がご家庭へ伺います。子どもの好きなおもちゃ、家族の日常、笑顔の理由——その文脈ごと関わることができます。

同じ利用者様と月単位・年単位で関わり続ける中で、医療的ケアの提供にとどまらない、家族全体への支えを感じられる瞬間があります。「この子の成長を一緒に見てきた」という実感は、病棟では得にくい経験です。

一方で、在宅では自分の判断で動く場面が増えます。急変時の一次対応、保護者への説明、多職種との連絡調整——これらはすべて、専門職としての判断力と誠実さが問われる場面です。「命と向き合う覚悟」と「成長できる環境」が両立しているからこそ、すえひろ訪問看護ステーションで長く働き続けるスタッフがいます。

制度に縛られず、「この子が幸せに暮らすために何ができるか」を本気で考え続けたい方にとって、小児訪問看護はその問いに正面から向き合える仕事です。

すえひろ訪問看護ステーションで小児看護師として成長できる理由

すえひろ訪問看護ステーションで成長できる理由は、「向上心」「責任」「開拓者精神」という行動規範が、制度・教育・チームのあり方として現場に根づいているからです。専門職としてのキャリア形成をどう実現できるかを、足立区という地域背景や働き方の実際とあわせてお伝えします。

足立区という地域で小児ケアに関わることの意味

足立区での小児訪問看護は、地域の医療ニーズに直接応える仕事です。

厚生労働省の研究データによると、全国の在宅医療的ケア児数は2021年時点で約2万人(推計)に達し、年々増加しています。医療的ケア児支援法(2021年施行)を受け、在宅生活を支える訪問看護への期待はさらに高まっており、足立区でも区独自の「医療的ケア児情報ポータルサイト」の設置や保育所受け入れガイドラインの整備など、地域の支援基盤づくりが着実に進んでいます。

すえひろ訪問看護ステーションは、地域の医療機関・障害福祉サービス事業所などとの連携ネットワークを築いており、多職種と協働しながら支援にあたります。「この子に、この地域で暮らし続けてほしい」——その願いに、専門職として向き合える環境がここにあります。

24時間365日対応体制を支えるスタッフの働き方

「24時間365日対応」とは、スタッフ全員でオンコールをローテーションし、緊急時に利用者様をひとりにしない体制のことです。

常勤看護師はオンコール対応が前提となりますが、月ごとのシフト制により一人に負担が集中しない仕組みが整っています。オンコール手当は1日6,000円が支給され、対応の責任に見合った処遇が確保されています。就業時間は8:30〜17:30(休憩60分)、年間休日は115日。チームで支え合いながら、専門職としての責任を担いつつ長く続けられる環境です。

NICU・小児科経験を在宅でどう活かせるか

NICU・小児科病棟での経験は、在宅の現場でそのまま通用します。

痰吸引・経管栄養・人工呼吸器管理といった医療的ケアの技術はもちろん、急変時の判断力や保護者への丁寧なコミュニケーションも、在宅では大きな力になります。入職後6か月間はOJT期間として先輩看護師との同行訪問から段階的にスタートし、認定看護師・専門看護師などの資格取得も全面バックアップしています。

病院(NICU・小児科)での経験 在宅訪問看護での活かし方
医療処置技術 痰吸引・経管栄養・人工呼吸器管理 在宅での活かし方在宅での医療的ケア(同じ技術を家庭環境で実施)
急変時の判断力 バイタル変動への即時対応・急変プロトコル 在宅での活かし方一人での訪問時に冷静にアセスメント・救急要請判断
保護者コミュニケーション 病状説明・不安への寄り添い・退院指導 在宅での活かし方日常的なケア指導・育児相談・家族の精神的サポート
多職種連携 医師・PT/OT/ST・MSWとのチーム医療 在宅での活かし方主治医・相談支援専門員・学校との情報共有・連携

よくある質問

転職を考えている看護師の方からよく寄せられる疑問に、すえひろ訪問看護ステーションがお答えします。「自分には難しいかもしれない」と感じていることも、ぜひ一度読んでみてください。不安の多くは、正しい情報を知ることで和らいでいきます。

小児科の経験がなくても小児訪問看護師として働けますか?

小児科やNICUの経験がなくても、すえひろ訪問看護ステーションで小児訪問看護師として働けます。入職後6か月間はOJT期間として位置づけられており、先輩看護師との同行訪問からスタートする設計です。一人で対応できる範囲を少しずつ広げながら、現場で着実に力をつけていける環境が整っています。「経験がないから無理」と諦める前に、まずは見学や相談からお気軽にご連絡ください。

オンコールはどのくらいの頻度で発生しますか?

オンコールはスタッフ全員でシフトを分担しており、特定の一人に負担が集中しない体制が整っています。具体的な月あたりの回数はスタッフ構成や時期によって変動するため、正確な目安は面接・見学の場でお伝えしています。オンコール対応には1日あたり6,000円の手当が支給されます。スタッフ一人が抱え込む仕組みではないことを、まず知っておいてください。

一人で訪問して、急変にも対応できるか不安です

一人で完全に対応しなくていい仕組みが、すえひろ訪問看護ステーションには整っています。緊急時には社用携帯を通じて先輩スタッフや主治医とすぐに連絡が取れる体制があり、孤立して判断を迫られる状況にはなりません。OJT期間中に先輩看護師と同行訪問を重ねることで、急変時の対応力や連携の流れを実際の現場で身につけられます。「一人で全部やらなければ」というプレッシャーは必要ありません。

家族との両立はしやすい働き方ですか?

家族との両立がしやすい制度が、すえひろ訪問看護ステーションには具体的に整っています。年間休日は115日、年次有給休暇は時間単位での取得も可能で、夏季・年末年始の休暇も設けられています。時短常勤については要相談で対応しており、育児・介護休暇などの無給休暇制度も用意されています。数字と制度で働き方を選べる職場です。

転職するために必要な資格や条件はありますか?

正看護師の資格があれば、すえひろ訪問看護ステーションへの応募が可能です。応募の際は、履歴書(写真貼付)・職務経歴書・資格証明書をご用意のうえ、希望試験日の2週間前までにお送りください。常勤として採用された場合、オンコール対応・土日祝日の勤務・全社員Zoom会議への参加ができることが条件として求められます。「自分が当てはまるか迷っている」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。「小児訪問看護に興味はあるけれど、自分には難しいかもしれない」という不安を抱えたまま、一歩を踏み出せずにいた方にこそ届いてほしい内容を、できる限り正直にお伝えしました。記事のポイントをあらためて整理します。

  • 小児訪問看護師は医師の指示書に基づき痰吸引・経管栄養・人工呼吸器管理などの高度なケアを自宅で提供する専門職であり、全国に約2万人いる医療的ケア児の在宅生活を支える重要な役割を担っている
  • すえひろ訪問看護ステーションでは入職後6か月間のOJT期間として先輩看護師との同行訪問からスタートするため、小児科・NICU経験がない場合も段階的に対応力を身につけられる
  • オンコール対応はスタッフ全員でシフトを分担し1日6,000円の手当が支給される体制であり、年間休日115日・時間単位有給取得も可能なため、家族との両立を図りながら長く働き続けられる環境が整っている

小児訪問看護は、子どもの生活の場に入り、成長を長期にわたって見届けられる仕事です。医療的ケア児支援法の施行以降、在宅支援へのニーズはさらに高まっており、専門職として求められる場面はこれからも広がります。「やってみたい」という気持ちが少しでもあるなら、まずはすえひろ訪問看護ステーションへ見学・相談のご連絡をしてみてください。

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