「病院でこれ以上できることはないと言われました。家に連れて帰ることにしたのですが、急変したときにどうすればいいのか、夜中に何かあったらと思うと怖くて…」。そのような不安を抱えて、足立区内で看取りに対応できる訪問看護ステーションを探しているご家族は、決して少なくありません。
在宅での看取りは、「自分らしい最期」を叶えるための選択肢です。しかし「どこに頼めばいいのか」「24時間対応してもらえるのか」という疑問が、なかなか解消されないまま不安だけが大きくなってしまうことがあります。すえひろ訪問看護ステーションは、足立区を拠点に、ターミナルケア加算・緊急時訪問看護加算を両方算定し、24時間365日の対応体制を整えています。
この記事では、在宅看取りの基本から、看取りに対応できる訪問看護ステーションの見分け方、足立区での具体的な探し方、ご家族が事前に準備しておくべきこと、そしてすえひろの体制まで、順を追ってお伝えします。「諦めない在宅ケア」を一緒に考えていきましょう。

目次
在宅看取りとは?病院での看取りと何が違うのか
在宅看取りとは、病院ではなく自宅で最期のときを迎えることです。住み慣れた場所で、大切な家族に囲まれながら逝くことができる点が、最大の特徴といえます。厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査」によると、自宅で最期を迎えることを希望する方は多数にのぼるとされていますが(※要確認)、実際に自宅で亡くなる方の割合は約17%にとどまっているとされており(出典:厚生労働省 人口動態統計 ※要確認)、希望と現実の間に大きな開きがあります。
病院での看取りとの違いは、場所だけではありません。病院では医療処置が最優先され、治療的な介入が続くことも少なくありません。一方、在宅看取りでは「苦痛を和らげながら、その人らしく過ごす」ことに重点が置かれます。在宅医(訪問診療医)と訪問看護師が連携し、痛みや息苦しさなどの症状緩和を行いながら、ご家族とともに最期のときを支えます。
在宅看取りに欠かせないのが「看取り計画書」です。本人や家族の意思を文書で確認し、急変時の対応方針(病院に搬送するかどうか等)を事前に決めておきます。この計画書があることで、夜中に急変したときも「どうすればよいか」が明確になり、救急車を呼んで病院に運ばれてしまうという状況を防ぐことができます。
看取り対応ができる訪問看護ステーションの見分け方
看取りに対応できる訪問看護ステーションかどうかを見分けるには、いくつかの具体的な確認ポイントがあります。「看取りに対応しています」と明示しているステーションは、実は少数派です。
まず確認したいのが、「ターミナルケア加算」を算定しているかどうかです。ターミナルケア加算(介護保険)は、2024年6月の介護報酬改定で2,000単位から2,500単位に引き上げられました(出典:厚生労働省 令和6年度介護報酬改定)。この加算を算定するには、24時間連絡・訪問できる体制の整備、主治医との連携、利用者様・ご家族への説明と同意取得などの要件を満たす必要があります。加算を算定しているということは、体制が整っている証明です。
次に確認したいのが、「緊急時訪問看護加算(介護保険)」または「24時間対応体制加算(医療保険)」の算定有無です。これらは、24時間365日の連絡・対応体制を届け出ている証明です。夜中に「息が苦しそう」「顔色が変わった」と感じたとき、すぐに電話できて、必要であれば看護師が駆けつけてくれる体制があるかどうかを確認してください。
さらに、スタッフに看取りの経験があるかどうかも大切な視点です。「看取りをしたことがありますか」と率直に問い合わせてみることをおすすめします。経験豊富なステーションは、ご家族の不安や悲嘆にも寄り添いながら関わることができます。
足立区で看取り対応ステーションを探す具体的な方法
足立区内の訪問看護ステーションは数十か所ありますが、そのすべてが看取りに積極的に対応しているわけではありません。以下の方法を組み合わせて探すと、効率よく候補を絞り込めます。
最初に活用したいのが「東京都介護サービス情報公表システム」です。東京都が運営するこのサイトでは、各ステーションがどの加算を算定しているかを一覧で確認できます。検索条件に「足立区」「訪問看護」を設定し、「ターミナルケア加算」の有無で絞り込むことができます。
次に頼りになるのが、担当のケアマネジャーへの相談です。ケアマネジャーは地域のステーション情報を把握しており、「看取りに力を入れているところ」を紹介してもらえることがあります。すでにケアマネジャーがついている場合は、まず「在宅で最期を迎えたい」という意向を伝えてみてください。
かかりつけの主治医(在宅医・往診医)への相談も有効です。在宅看取りには訪問診療医の関与が不可欠であり、主治医が連携しているステーションを紹介してもらえるケースがあります。主治医がまだ在宅医に変わっていない場合は、その手配から始める必要があります。
「制度上難しいと思われることでも、まずはご相談ください」という気持ちで問い合わせていただければ、一緒に方法を考えさせていただきます。
看取りを依頼する前に家族が準備しておくこと
在宅看取りをスムーズに進めるためには、事前の準備がとても重要です。急いで慌てて動くのではなく、できるだけ早い段階から準備を始めることが、穏やかな最期につながります。
最も大切なのは、本人の意思確認です。「自宅で最期を迎えたい」という意思を、元気なうちに、あるいは意思疎通ができるうちに確認しておきましょう。言葉だけでなく、文書(アドバンス・ケア・プランニング、いわゆるACP)に残しておくことが理想です。この意思が明確であることで、ご家族も迷わずに在宅看取りを選択する根拠を持つことができます。
次に、在宅医(訪問診療医)を確保することが必要です。在宅看取りでは、訪問診療の医師が「死亡診断書」を作成します。訪問診療医がいない場合、亡くなったときに救急車を呼ばざるを得なくなり、結果として病院での看取りになってしまうことがあります。訪問看護を始める前に、在宅医との契約を済ませておくことが大切です。
急変時の対応方針を家族全員で共有することも忘れてはなりません。「苦しそうなときに救急車を呼ぶか呼ばないか」「点滴や人工呼吸器をどうするか」など、あらかじめ話し合っておくことで、いざというときにご家族が迷わず済みます。看取り計画書には、こうした意思が記載され、主治医・訪問看護師・ご家族で共有します。
すえひろが看取りに対応できる理由:体制と実績
すえひろ訪問看護ステーションは、足立区内で看取りに対応できる体制を整えているステーションのひとつです。ターミナルケア加算・緊急時訪問看護加算の両方を算定しており、24時間365日の連絡・訪問対応体制を届け出ています。
看取りに関わる訪問看護では、症状緩和だけでなく、ご家族への精神的な寄り添いも大切な役割です。「夜中に急変したらどうしよう」という不安に対して、すえひろでは24時間対応の電話窓口を設けており、緊急時には看護師が訪問します。「こんなこと聞いていいのかな」という小さな疑問にも、誠実に向き合わせていただきます。
看取りの経験を積んだ看護師が、主治医・ケアマネジャー・福祉用具事業者などと連携しながら、ご家族と一緒に「その人らしい最期」を支えます。制度的に複雑な部分や、「これは可能なのか」という疑問についても、専門職として責任を持って、誠実に向き合わせていただきます。
「在宅で最期を迎えさせてあげたい」という気持ちは、決して贅沢な願いではありません。一緒に考えさせてください。
まとめ
在宅看取りは、住み慣れた場所でご本人らしい最期を迎えるための選択肢です。病院での看取りと大きく異なるのは、苦痛を和らげながら「その人らしく過ごす」ことに軸を置く点にあります。
看取りに対応できる訪問看護ステーションを選ぶ際は、ターミナルケア加算・緊急時訪問看護加算の算定有無、24時間対応体制、スタッフの看取り経験を必ず確認してください。足立区内での探し方としては、東京都介護サービス情報公表システムの活用、ケアマネジャー・主治医への相談が実践的な方法です。
すえひろ訪問看護ステーションは、足立区でターミナルケア加算と緊急時訪問看護加算の両方を算定し、24時間365日対応の体制を整えています。「諦めない在宅ケア」を掲げ、ご利用者様とご家族の意思に寄り添いながら、最期のときまで責任を持って関わります。
「在宅での看取りを考えているけれど、何から始めればいいかわからない」という方も、まずはご相談ください。一緒に最善の方法を探させていただきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 在宅看取りをするには、必ず訪問診療の医師が必要ですか?
はい、在宅看取りには訪問診療医(在宅医)の関与が必要です。亡くなった際に死亡診断書を作成するのは医師であり、訪問診療医がいない場合は救急搬送されてしまう可能性があります。まず在宅医を確保することが、在宅看取りの第一歩です。
Q2. 夜中に急変したとき、訪問看護師はすぐに来てくれますか?
緊急時訪問看護加算(または24時間対応体制加算)を算定しているステーションでは、24時間365日の連絡・訪問対応体制を届け出ています。夜間・休日も電話相談ができ、必要と判断された場合は看護師が訪問します。事前に担当ステーションに確認しておきましょう。
Q3. 看取り計画書とは何ですか?誰が作るのですか?
看取り計画書(または終末期ケア計画)は、本人・家族の意思、急変時の対応方針(救急搬送の有無・処置の範囲など)を記載した文書です。主治医と訪問看護師が連携して作成し、ご家族と内容を共有します。この文書があることで、いざというときに迷わず対応できます。
Q4. 要支援の認定でも在宅看取りはできますか?
在宅看取り自体は要支援でも可能ですが、ターミナルケア加算(介護保険)は要介護の方のみ算定対象です。要支援の場合は医療保険での対応(訪問看護ターミナルケア療養費)となることがあります。詳しくは担当ケアマネジャーまたは訪問看護ステーションにご相談ください。
Q5. 足立区外に住んでいる家族がメインで介護する場合でも、在宅看取りはできますか?
できます。ただし、急変時や日常的なケアの担い手として誰かが関われる状況を整える必要があります。遠方にお住まいのご家族がいる場合でも、訪問看護やヘルパーサービス、福祉用具の活用で在宅環境を支えることが可能です。まず状況をお聞かせいただき、一緒に体制を考えさせてください。

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