理学療法士|大杉さん
理学療法士歴8年、訪問看護歴1年
「もし私が休んだときは、看護師がフォローします」——面接でのその一言が、大杉さんの心を大きく動かしました。
子育てと仕事の両立に悩み、転職活動で挫折を味わった彼女。「子育てに理解がある」と聞いていた事業所から不採用通知を受けたとき、時短勤務を希望する自分の立場の厳しさを痛感していました。そんな彼女が出会ったのは、すえひろ訪問看護ステーション 渋谷代表の温かく力強い言葉でした。
目次
回復期で感じた限界—「退院後の生活をもっと支えたい」
理学療法士として8年のキャリアを持つ大杉さん。回復期病院でリハビリテーションに従事する中で、ある思いが芽生え始めます。
「家族指導をして、福祉用具を整えて家に帰していたんですが、退院から1ヶ月後、2ヶ月後に電話すると『家でこういうことができなくなって困っている』という声を聞くことがありました。回復期で伝えられることには限界があると、働きながら強く感じていたんです」
訪問であれば、自宅の生活に合わせて調整ができる。その場に応じた家族指導もできるのではないか——。そんな想いを心の中でずっと持ち続けていましたが、まだ行動には移せずにいました。
転機となったのは、産休・育休中に足立区へ引っ越したこと。前の職場までは電車で2時間。保育園のお迎えを考えると、物理的に難しい状況でした。
「保育園には1時間以内に迎えに行かないといけないし、朝の預け時間の問題もありました。これを機に、もともと訪問の方に行きたいという気持ちがあったので、転職しようと決めました」
転職活動の現実—「子育てしながらの狭き門」
しかし、子育てをしながらの転職活動は、想像以上に厳しいものでした。
「紹介会社を通じて面接を受けた事業所は『子育てにすごく理解がある』と言われていたんです。でも、新しい支店のスタッフだからということで、サポートできないと不採用になってしまって」
子育てをしながら、時短勤務を希望しての就職活動。その狭き門を、大杉さんは身をもって実感しました。
「そのとき、いち社員としてではなく、何か特別な配慮が必要な存在として見られているような厳しさを感じていました」
「この人の元なら働けるかもしれない」—運命の出会い
そんなときに紹介されたのが、すえひろ訪問看護ステーションでした。
「実際に渋谷さんに会ったとき、『もしかしたら私、この人の元なら働けるかもしれない』と直感的に感じました」
当時、リハビリスタッフは1人しかいませんでした。大杉さんは面接の場で率直に尋ねます。
「もし私が休んだとき、会社としてはどのようにフォローしていただけるのでしょうか。そう聞いたときに『看護師がフォローします』と、渋谷さんがはっきりと言ってくださったんです。その場で、この人と一緒に働きたいと思いました」
他の事業所では、立ち上げたばかりでスタッフが5人しかおらずフォローできないと断られていました。たった2人の体制でも「フォローする」と言い切ってくれた渋谷代表の言葉。それは大杉さんにとって、どれほど大きな意味を持ったことでしょう。
「渋谷さんには母性を感じました。『ここなら受け入れてくれる』と言われたところに落ちた後だったので、気持ちが落ち込んでいるときに『フォローするから』と言ってもらえた一言が、本当に心にしみました」
すえひろの理念である「誰一人取り残さない」——それが言葉だけでなく実際に実践されている。大杉さんはそう確信したのです。
時短勤務の希望も、一人で抱え込まない働き方も歓迎。
チームで支え合う体制があるから、安心して一歩を踏み出せます。
訪問で気づいた「受け身だった自分」—主体的に動く大切さ

すえひろ訪問看護ステーションで働き始めて約1年。大杉さんは訪問リハビリの仕事を通じて、自分自身の働き方を見つめ直すようになりました。
「病院では受け身で働いていたなと、今さらながら反省しています。患者さんに対して自分のできることはやっていたつもりですが、どこかで『患者さんは必ず来るもの』という気持ちがあったんです」
訪問では、自分が動かなければ利用者さんに繋いでもらえません。一人ひとりの利用者さんと向き合うこと、ケアマネージャーや他職種の方々と連携すること。その一つひとつの繋がりの大切さを、日々の業務の中で実感しています。
「病院では、ソーシャルワーカーに言えば話が広がっていきました。でも訪問では、一つひとつの繋がりを自分で大切にしていく必要があります。それが今では、とてもやりがいになっています」
地域に根ざす—訪問看護をもっと知ってもらいたい
地域活動に参加したときには、新たな気づきもありました。
「地域の皆さんは、まだまだ訪問看護やリハビリのことをご存じない方が多いんです。その現状をその場で知ることができました。今後も地域活動に参加して、すえひろで訪問看護・リハビリが受けられることや、予防のための体操などの地域活動に繋げていきたいと思っています」
「訪問で楽しく働ける」を伝えたい—同じ境遇の人へ

大杉さんがもう一つ大切にしているのが、「子育てをしながら働く」という自分の姿を通じて、同じ境遇の人たちに希望を届けることです。
「子育てをしながら働くということについて、他の人たちに『こういう働き方をしている人がいる』と知ってもらえたら嬉しいです。一緒に働ける人を募集しています」
仕事も子育ても、どちらも諦めない——。
「いろいろなところで、みんな諦めているところもあるのではないでしょうか。私も、子育てをしながら病院で働くのは厳しかったかもしれないと思うことが多々あります。でも訪問では楽しく仕事ができています。そのことを伝えられるようになれたらと思っています」
すえひろ訪問看護ステーションからのメッセージ
「訪問で楽しく仕事ができています」——そう笑顔で語る大杉さん。回復期での経験、転職活動での挫折、そしてすえひろ訪問看護ステーションとの出会い。その全てが、今の彼女を形作っています。
子育てと仕事の両立に悩んでいる方、時短勤務で働ける職場を探している方、訪問看護に興味があるけれど一歩を踏み出せない方——。大杉さんと同じように、すえひろ訪問看護ステーションには「誰一人取り残さない」という理念を体現するチームがあります。
利用者さん一人ひとりの生活に寄り添い、地域とのつながりを大切にする。そして、働くスタッフもまた、互いに支え合いながら成長していく。そんな環境で、あなたも一緒に働いてみませんか。
一緒に働きませんか? 仕事も子育ても、どちらも諦めない環境があります
「もし休んだときは、看護師がフォローします」——
そんな言葉が自然に生まれる職場です。
時短勤務でも、チームで支え合いながら利用者さんの生活に寄り添えます。

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