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訪問看護の給料が高い理由とは?年収の仕組みと事業所選びのポイントを徹底解説

「訪問看護師の給料は高いらしい」そんな話を耳にして、転職を考えている方も多いのではないでしょうか。しかし実際には、年収ベースでは病院勤務より低いケースもあり、単純に「高い」とは言い切れません。

それでも訪問看護が「給料が高い」と評価されるのには、診療報酬・介護報酬の仕組みや、時間価値という観点から見ると明確な理由があります。また、事業所によって給料が2倍近く異なる構造的な背景を理解すれば、自分に合った職場選びができるようになります。

この記事では、訪問看護の給料形成のメカニズムを制度面から解説し、夜勤なしで病院並みの給料が実現できる理由、そして求人票の「見せ方」に惑わされないための具体的なチェックポイントをご紹介します。給料という経済的側面だけでなく、専門職としての成長機会も含めた総合的な視点で、訪問看護という働き方の価値を理解していただければと思います。

透明性の高い給与体系で働きたい方へ

目次

訪問看護の給料は本当に高いのか?評判の真相を検証

「訪問看護師の給料は高い」という話を耳にして、転職を考えている方も多いのではないでしょうか。実際には、年収ベースで必ずしも高くないケースもあり、単純に「高い」とは言い切れません。

それでも訪問看護が評価されるのは、診療報酬・介護報酬の仕組みや時間価値という観点から見ると明確な理由があるからです。この章では、訪問看護の給料水準を客観的なデータとともに検証し、「高い」と言われる理由を多面的に解説していきます。

訪問看護師の平均年収は435万円〜500万円

厚生労働省「令和4年度介護事業経営概況調査結果」によると、訪問看護ステーションの常勤看護職員の平均給与は月額約37万円で、年収換算では約450万円程度となります。この数字を見て「思ったより普通」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

事業所によって給与水準は大きく異なり、常勤看護師で月給28万円から35万円以上まで幅があります。インセンティブ制度を導入している事業所では、訪問件数や訪問時間に応じて年収500万円を超えることも可能です。

ただし、この年収水準が「高い」と感じるかどうかは、個人の価値基準や働き方の優先順位によって変わってきます。額面だけでなく、働き方全体を見て判断することが大切です。

病院勤務と比べると夜勤手当の分だけ低いことも

日本看護協会「2023年病院看護実態調査」によると、病院勤務では二交代制夜勤手当が1回あたり平均11,368円で、月4〜5回の夜勤をこなすと月5万円以上になります。年収ベースで考えると、夜勤のない訪問看護の方が低くなるケースがあります。

夜勤を月5回程度こなす病院勤務の看護師の年収が480万円以上になる一方、訪問看護では450万円程度となることも珍しくありません。しかし、これは悪いことではなく「夜勤がない働き方を選べる」というメリットの裏返しです。

夜勤による生活リズムの乱れや健康面でのリスクを避けられることは、長期的なキャリアを考える上で大きな価値があります。年収の額面だけでなく、ワークライフバランスや健康面も含めた総合的な視点での評価が必要です。

それでも「高い」と言われる3つの理由

訪問看護の給料が「高い」と評価される理由は、年収の額面だけでは測れない部分にあります。第一に、時間価値の高さが挙げられます。日勤のみで働けるため、規則正しい生活を送りながら、子育てや介護との両立も可能です。

第二に、オンコール手当やインセンティブ制度により、訪問件数や訪問時間に応じて収入が増える仕組みがあります。オンコール手当は全国訪問看護事業協会の調査によると1日あたり1,000円〜3,000円が一般的ですが、事業所によっては6,000円程度の高額な設定をしているところもあります。実際に呼び出される頻度は月に数回程度というケースが多く、自宅待機で手当が支給される点が評価されています。

以下の表で、病院勤務と訪問看護の収入構造の違いを確認してみましょう。

病院勤務と訪問看護の収入構造比較表
項目 病院勤務 訪問看護
基本給(月額) 20万〜25万円勤続10年で約24.7万円 20万〜28万円経験・地域により変動
夜勤手当(月額) 3.5万〜5.5万円月4〜8回の夜勤 なし日勤のみの勤務
オンコール手当(月額) なし 1万〜2万円1回1,000〜3,000円が相場
当ステーションは6,000円/日
インセンティブ なし あり訪問件数・時間に応じて支給
平均年収例 約508万〜520万円夜勤手当含む 約435万〜543万円オンコール・インセンティブ含む

第三に、専門性が正当に評価される環境があることです。24時間対応体制加算や特別管理加算など、質の高いケアを提供することで診療報酬として評価され、それが給与に反映される仕組みになっています。私たちすえひろ訪問看護ステーションでは、認定看護師・専門看護師の資格取得を全面的にバックアップし、専門職としての成長を支援しています。

すえひろ訪問看護ステーションでは、常勤看護師の月給を320,000円(基本給287,200円+固定残業代32,800円※15時間分)と明確に設定し、エンゼルケア手当4,000円/回、オンコール手当6,000円/日、そして訪問時間90時間以降にインセンティブが発生する制度を採用しています。このような透明性の高い給与体系で、専門職としての価値を正当に評価する環境を整えています。

診療報酬・介護報酬の仕組みから見る給料が高くなる構造

訪問看護の給料水準を理解するには、診療報酬・介護報酬という制度面からの収益構造を知ることが不可欠です。訪問看護ステーションは、1回の訪問につき医療保険または介護保険から報酬を受け取りますが、この報酬は訪問時間や職種、利用者様の状態に応じて算定され、さらに様々な加算を組み合わせることで収益を大きく伸ばせる仕組みになっています。

医療保険適用の訪問看護では、訪問時間や職種により基本療養費が定められており、さらに24時間対応体制加算、特別管理加算、緊急訪問看護加算など、様々な加算を組み合わせることで収益を大きく伸ばせます。在宅療養支援診療所との連携による加算や、ターミナルケア加算なども重要な収益源です。

これらの加算は、訪問看護ステーションが24時間365日対応の体制を整えたり、専門性の高いケアを提供したりすることで算定できるものです。つまり、事業所が質の高いサービス提供体制を構築すれば、それが診療報酬として評価され、給与原資となって看護師に還元される構造になっています。

訪問看護ステーションの収益を支える加算の仕組み

訪問看護ステーションが受け取れる様々な加算について、初めて聞く方にも分かるように説明します。加算とは、基本的な訪問看護の報酬に追加される報酬のことで、事業所の体制やケアの内容に応じて算定できるものです。

24時間対応体制加算は、利用者様が24時間いつでも連絡できる体制を整えることで、医療保険では月額6,520円から6,800円、介護保険では月額574単位から600単位(約5,740円から6,000円)が加算されます。特別管理加算は、医療依存度の高い利用者様へのケアに対して算定され、介護保険では月額500単位から1,200単位程度(約5,000円から12,000円)が加算される仕組みです。緊急訪問看護加算では、計画外の緊急訪問1回につき2,650円が追加され、ターミナルケア加算では、看取りのケアを提供した場合に介護保険で2,500単位(約25,000円)が算定できます。

これらの加算制度により、訪問看護ステーションは基本報酬だけでなく、提供するケアの質や体制に応じた収益を得ることができます。専門性の高いケアを提供する事業所ほど、複数の加算を組み合わせて収益を上げられるため、その分、看護師への給与として還元できる原資が大きくなるのです。

以下の表で主な加算の種類と金額を確認しましょう。

訪問看護の主な加算制度一覧表
加算名 算定要件 加算額(目安)
24時間対応体制加算 24時間いつでも連絡できる体制を整え、必要に応じて緊急訪問を実施できる体制を構築していること※負担軽減の取り組み実施で評価が上がる 医療保険
月額6,520円~6,800円介護保険:月額5,740円~6,000円
特別管理加算 在宅酸素療法、人工呼吸器、留置カテーテル、褥瘡など医療依存度の高い利用者への計画的な管理を実施※重症度に応じて(I)(II)の2区分 介護保険
(I) 月額5,000円
(II) 月額2,500円
緊急訪問看護加算 利用者または家族からの緊急の求めに応じて、主治医の指示により計画外の訪問看護を実施した場合※医療保険のみ 医療保険
1回につき2,650円月14日以下の場合:1回2,000円
ターミナルケア加算 死亡日および死亡日前14日以内に2日以上ターミナルケアを実施し、利用者が在宅で死亡した場合※2024年度改定で2,000単位から引き上げ 介護保険
月額25,000円医療保険:25,000円または10,000円
専門管理加算 緩和ケア、褥瘡ケア、人工肛門・膀胱ケアの専門研修を受けた看護師、または特定行為研修修了看護師による計画的管理※2024年度新設 介護保険
月額2,500円医療保険:月額2,500円
ベースアップ評価料 訪問看護ステーションに勤務する看護職員等の賃金改善を実施し、基本給または毎月支払われる手当を引き上げた場合※2024年度新設・賃上げ支援 医療保険
訪問1回につき60円~90円事業所規模により変動

2024年度改定で新設された専門管理加算とベースアップ評価料

最近の報酬改定で新しく加わった仕組みを紹介します。2024年度の診療報酬・介護報酬改定では、訪問看護の専門性をさらに評価する加算が新設され、看護師の処遇改善を進める制度も導入されました。

専門管理加算は、認定看護師や専門看護師などの高度な専門性を持つ看護師が、その専門分野に関連する利用者様へのケアを提供した場合に算定できる加算です。介護保険では月額250単位(約2,500円)が追加され、専門的知識と技術を活かしたケアが正当に評価される仕組みとなっています。私たちすえひろ訪問看護ステーションでは、認定看護師・専門看護師の資格取得を全面的にバックアップしており、専門職として常に学び続けられる環境を整えています。

ベースアップ評価料は、看護師の賃金改善を目的として新設された加算で、月額780円(評価料Ⅰ)を基本とし、これによる見込額が対象者の給与総額の1.2%未満となる場合には評価料Ⅱとして10円から500円が上乗せされる2段階制となっています。この加算は、事業所が看護師の基本給や手当の引き上げに充てることが義務付けられており、確実に給与に反映される仕組みです。これらの改定により、専門性の高い看護に対する評価が高まり、看護師の処遇改善が制度面からも後押しされています。

24時間対応体制加算が給料アップにつながる理由

24時間対応の体制を整えることで、事業所の収入が増え、それが給与に反映される仕組みを説明します。24時間対応体制加算は、利用者様が安心して在宅療養を続けられるよう、いつでも連絡・相談できる体制を整備した事業所に算定される加算です。

この加算は、24時間対応の契約を結んだ利用者様1人あたり月額6,520円から6,800円(医療保険の場合、看護業務負担軽減の取り組み状況により異なる)が算定されます。仮に50人の利用者様と契約している場合、月額32万円以上、年間では約390万円以上の収益増となります。さらに、実際に緊急訪問が発生した場合には、緊急訪問看護加算として1回2,650円が追加されるため、事業所の収益基盤が安定します。

この増えた収益は、オンコール対応を担当する看護師への手当として還元されます。すえひろ訪問看護ステーションでは、オンコール手当として1日6,000円を支給しており、月に5回程度のオンコール対応で3万円の手当が加算されます。オンコール対応は自宅待機が基本で、実際に呼び出される頻度は月に数回程度というケースが多いため、看護師にとっては効率的に収入を増やせる仕組みとなっています。

24時間対応体制による収益増加と給与への反映フロー図
1
24時間対応体制加算
利用者様1人あたり月額6,520円〜6,800円を算定
(看護業務負担軽減の取組み状況により異なる)
2
事業所の安定収益
50人の利用者様と契約の場合
月額約32.6万円〜34万円、年間約391万円〜408万円の収益増
※緊急訪問時はさらに加算あり
3
オンコール手当
オンコール対応を担当する看護師へ手当として還元
例:1日6,000円のオンコール手当
4
看護師の給与アップ
月5回程度のオンコール対応で月3万円の手当を加算
自宅待機が基本で、効率的に収入を増やせる仕組み

○ 24時間対応体制加算は2024年度改定で2区分に細分化されました

○ 実際の呼び出し頻度は月に数回程度のケースが多い傾向です

○ 緊急訪問が発生した場合は、1回につき2,650円(初回)の緊急訪問看護加算が追加されます

診療報酬と介護報酬の違いが給与に与える影響

医療保険と介護保険では報酬単価が異なることを、具体例を交えて説明します。訪問看護は、利用者様の状態や年齢に応じて、医療保険または介護保険のどちらかが適用されますが、この違いが事業所の収益構造に影響し、給与水準にも反映されます。

医療保険が適用される訪問看護では、がん末期の利用者様や、特定の難病を持つ方、人工呼吸器などの医療機器を使用している方が対象となり、週に複数回の訪問が必要なケースが多いため、訪問件数が増えやすい傾向があります。一方、介護保険が適用される訪問看護では、要介護認定を受けた方が対象となり、医療保険と比べると報酬単価がやや低めに設定されています。

どちらの利用者様が多いかで事業所の収益構造が変わり、給与水準にも影響します。医療依存度の高い利用者様が多いステーションでは、訪問1回あたりの報酬単価が高く、さらに特別管理加算や緊急訪問の機会も多いため、収益性が高くなります。その結果、看護師への報酬も高く設定できるのです。私たちすえひろ訪問看護ステーションでは、医療保険・介護保険の両方に対応し、専門性の高いケアを提供することで、看護師の専門性を正当に評価できる給与体系を実現しています。

次の図で、医療保険と介護保険の報酬単価の違いを確認しましょう。

医療保険と介護保険の訪問看護報酬比較表
項目 医療保険 介護保険
保険種別 医療保険 介護保険
1回あたりの報酬単価 約5,550円~(30分以上、看護師等による訪問) 約8,230円~9,380円(30分~1時間、地域差あり)
主な対象者 がん末期、難病、人工呼吸器などの医療機器使用者など、医療依存度の高い方 要介護認定を受けた65歳以上の方(または特定疾病の40~64歳)
訪問時間 30分以上 30分~1時間未満
特徴 週4日以上の訪問が可能、緊急訪問対応あり、特別管理加算などで高単価、専門性の高いケアを提供 週3日までが原則、ケアプランが必要、比較的安定した状態の方向け

夜勤なしで病院並みの給料?時間価値で考える訪問看護の実質的な価値

「訪問看護は給料が高い」という話を聞いて興味を持ったものの、求人情報を見ると病院勤務より年収が低いケースも多く、戸惑われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、訪問看護の給料を評価する際には、年収の額面だけでなく「時間価値」という視点が極めて重要になります。夜勤による生活リズムの乱れがない働き方で得られる健康面・家庭面でのメリット、そして時給換算で見たときの実質的な収入を考慮すると、訪問看護の本当の価値が見えてきます。

ここでは、時間価値という観点から訪問看護の給料を分析し、夜勤がないことで得られるメリット、オンコール手当やインセンティブ制度の実態、そしてワークライフバランスを金銭換算したときに見えてくる本当の豊かさについて、具体的にご説明します。給料という経済的側面だけでなく、専門職として成長しながら充実した生活を送るための視点を、一緒に考えていきましょう。

時給換算で見ると訪問看護の方が高い場合も

訪問看護の給料を評価する際、年収の比較だけでは実質的な価値を見落としてしまいます。労働時間あたりの収入、つまり時給換算で考えると、実は訪問看護の方が効率的なケースが多いのです。

例えば、病院勤務で夜勤を月4回こなし、月160時間働いて月給30万円を得ている場合、時給は約1,875円となります。一方、訪問看護で夜勤なしの日勤のみ、月140時間働いて月給28万円なら、時給は2,000円です。年収ベースでは病院勤務の方が24万円高くなりますが、時間あたりの価値は訪問看護の方が上回っているのです。※これは一例であり、実際の給与・労働時間は事業所によって異なります。

さらに、訪問看護ステーションによっては、インセンティブ制度により訪問件数に応じて収入が増える仕組みがあります。すえひろ訪問看護ステーションでは、月90時間以降の訪問について、1時間あたり3,900円のインセンティブが発生します。

効率よく訪問をこなせるようになると、時給換算での収入はさらに向上し、専門職としての成長が直接収入に反映される仕組みになっています。つまり、単純な年収比較では見えない「時間価値」という視点で考えると、訪問看護の実質的な価値が明確になるのです。

以下の比較表で、具体的な時給換算の違いを確認してみましょう。

病院勤務と訪問看護の時給比較表
勤務形態 月間労働時間 月給 時給
病院勤務
(夜勤あり)
160時間 30万円 1,875円
訪問看護
(日勤のみ)
140時間 28万円 2,000円
訪問看護
(インセンティブ込み)
140時間 32万円 2,286円

夜勤がないことで得られる健康面・家庭面でのメリット

夜勤のない生活がもたらす価値は、給料として数字に表れる部分だけではありません。健康維持や家族との時間など、数字では測れない価値を金銭換算して考えると、訪問看護の総合的な価値が見えてきます。

夜勤による生活リズムの乱れは、体調不良のリスクを高めるだけでなく、長期的には生活習慣病や精神的な負担につながる可能性があります。日勤のみの訪問看護では、規則正しい生活リズムを保ちながら働けるため、健康を維持しやすく、医療費の削減や病欠の減少といった経済的メリットも期待できます。

また、家族との時間を持てることは、特に子育て中や介護をされている方にとって大きな価値があります。夕食を家族と一緒に取れる、子どもの送り迎えができる、休日は家族と過ごせるといった生活の質を、もし外部サービスで補おうとすれば、年間数十万円の費用がかかるでしょう。

私たちすえひろ訪問看護ステーションでは、利用者様お一人おひとりの幸せを本気で考えるのと同じように、スタッフの皆さんの生活の質も大切にしています。専門職としての向上心を持ち、常に学び続けながらも、健康で充実した生活を送れる環境を整えることが、結果として質の高い看護サービスの提供につながると考えています。

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オンコール手当とインセンティブ制度の実態

訪問看護の給料を考える際、基本給だけでなく、オンコール手当やインセンティブ制度の実態を正確に理解することが重要です。これらの手当は、実際にどの程度の負担で、どれくらいの収入になるのかを見ていきましょう。

オンコール対応とは、夜間や休日に緊急連絡に備えて待機する体制のことです。一般的な訪問看護ステーションのオンコール手当は1日あたり1,000〜3,000円程度ですが、すえひろ訪問看護ステーションでは業界水準を上回る1日あたり6,000円を支給しています。実際に呼び出される頻度は、24時間対応体制を整えているステーションでも月に数回から10回程度というケースが多く、ほとんどは自宅で通常通り過ごしながら携帯電話を持っているだけです。

月に5日オンコールを担当すれば、それだけで3万円の追加収入となり、実際の呼び出しがあった場合には緊急訪問手当も別途発生します。オンコールは確かに「いつでも対応できる状態」でいる必要がありますが、実際の拘束時間は限定的で、夜勤のように丸一晩働き続けるわけではありません。

インセンティブ制度については、すえひろ訪問看護ステーションの場合、月90時間以降の訪問について、1時間あたり3,900円(理学療法士の場合)、40分では2,600円が支給されます。訪問件数を増やせる体制が整っており、スタッフの努力が直接収入に反映される仕組みになっています。達成可能性を含めて正直にお伝えすると、利用者様の確保状況や地域特性によって訪問件数は変動しますが、専門職として成長しながら収入を増やしていける制度です。

ワークライフバランスを金銭換算すると見えてくる本当の価値

給料以外の価値を金銭に置き換えて考えると、訪問看護という働き方の本当の豊かさが見えてきます。家族との時間、自分の趣味の時間、健康的な生活リズムなど、「お金だけでは測れない豊かさ」を実感できる働き方なのです。

例えば、子どもの学校行事に参加できること、平日の夕方に家族と食事ができること、休日に友人と予定を立てられることなど、日勤のみで働ける訪問看護だからこそ実現できる生活があります。これらを外部サービスで補おうとすれば、ベビーシッター代、家事代行費用、病院の付き添いサービス費用など、年間で数十万円から100万円近い費用がかかる可能性があります。

また、規則正しい生活リズムによる健康維持は、長期的なキャリア継続を可能にします。夜勤による体調不良で早期退職を余儀なくされるケースと比較すると、生涯年収の観点からも大きな差が生まれます。専門職として長く働き続けられることは、経済的にも精神的にも大きな価値があるのです。

私たちすえひろ訪問看護ステーションは、「志が高い、愛ある開拓者」として、利用者様の幸せを追求しながら、自分自身の人生も大切にできる働き方を実現したいと考えています。給料という経済的側面だけでなく、専門職として成長し続けられる環境、認定看護師・専門看護師への資格取得を全面的にバックアップする体制も整えています。

「こんなこと相談してもいいのかな」「給与体系について詳しく知りたい」と思われた方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。透明性の高い情報提供と、誠実な対応をお約束いたします。

なぜ事業所によって給料が2倍も違うのか?4つの構造的な理由

同じ訪問看護師として働いていても、事業所によって月給が20万円台から40万円以上まで、実に2倍近い差が生まれることがあります。この給料差は単なる「事業所の方針の違い」だけでなく、診療報酬制度・地域特性・利用者様の状況・経営戦略という4つの構造的な理由によって生まれています。

この章では、なぜこれほど大きな給料差が生まれるのか、その仕組みを詳しく解説します。この理解があると、求人票を見る際の判断力が身につき、自分に合った事業所を選べるようになります。専門職としての価値を正当に評価してくれる職場を見極めるために、ぜひ最後までお読みください。

運営母体の違いが給与水準を左右する

訪問看護ステーションの運営母体には、医療法人・株式会社・NPO法人・社会福祉法人などがあり、それぞれの特徴によって給与体系や経営方針が大きく異なります。どちらが良い悪いではなく、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

医療法人が運営するステーションは、病院やクリニックとの連携により安定した利用者様の確保ができるため、給与水準も高めに設定される傾向があります。また、医療機関としての信頼性から、医療依存度の高い利用者様が多く、専門性の高い加算を取得しやすい環境にあります。

一方、株式会社運営のステーションは、経営効率を重視するため、インセンティブ制度を充実させる代わりに基本給は抑えめというケースも見られます。訪問件数に応じた報酬設計により、やる気次第で収入を大きく伸ばせる可能性がある反面、利用者様の確保状況によって収入が変動するリスクもあります。

地域による診療報酬単価と人材需給の差

都市部と地方では、診療報酬・介護報酬の地域区分や人材の需給バランスが異なるため、給与水準に大きな差が生まれます。この地域による給料差は、制度面と市場原理の両方が影響しています。

都市部では訪問看護の需要が高く、特に東京23区などは最も高い地域区分に分類されており、診療報酬・介護報酬の単価そのものが高く設定されています。さらに、看護師の採用競争が激しい地域では、他事業所との差別化のために給与を高く設定する必要があります。

地方では、基本的な診療報酬・介護報酬の単価は全国一律ですが、地域区分による上乗せが少ない分、事業所の収益性は相対的に低くなります。ただし、看護師の採用競争が穏やかな地域では、都市部ほど高い給与を提示しなくても人材確保が可能なため、給与水準は相対的に抑えられる傾向にあります。

利用者層の違いが算定加算の取得率を変える

事業所が対応する利用者様の医療依存度によって、算定できる加算の種類と金額が大きく変わり、それが給与原資に直結します。専門性の高いケアを提供できる体制を整えることで、収益性が高まり、看護師への報酬も高く設定できるのです。

医療依存度の高い利用者様が多いステーションでは、特別管理加算(医療保険で月5,000円または2,500円)や緊急訪問看護加算、ターミナルケア療養費(医療保険で最大25,000円)などを積極的に算定できます。24時間対応体制加算(月6,800円または6,520円)や専門性の高い看護師による加算なども取得しやすく、事業所の収益は大幅に向上します。

一方、比較的軽度の利用者様が中心のステーションでは、基本報酬が主な収益源となり、加算による上乗せが限られます。その結果、給与原資も限定的になり、基本給やインセンティブの水準も抑えられる傾向にあります。

経営戦略の違いが給与体系に反映される仕組み

利益をどこに振り向けるかという経営戦略の違いが、給与水準を大きく左右します。利益を設備投資に回すか、給与に還元するか、教育に使うかは、経営者の方針次第です。

給与還元型の事業所は、利益の多くを看護師への報酬として還元し、高い給与水準で優秀な人材を確保する戦略を取ります。訪問件数に応じたインセンティブ制度を充実させ、頑張りが収入に直結する仕組みを作ることで、モチベーション向上を図ります。

一方、成長投資型の事業所は、利益を新規事業所の開設や設備投資に回し、組織全体の拡大を優先します。給与は市場平均レベルに抑える代わりに、教育研修制度や資格取得支援を充実させ、長期的なキャリア形成を支援する方針を取ります。

事業所選びでは、給与だけでなく、その事業所が何を大切にしているのか、経営姿勢も見ることが大切です。専門職としての成長機会や、利用者様の幸せを本気で考える姿勢など、金額以外の価値も含めて総合的に判断することをおすすめします。

以下の表で、4つの要因が給与に与える影響を整理しました。

要因 高給与になりやすい特徴 給与が抑えられやすい特徴
運営母体 医療法人・営利法人(経営資源が豊富、給与水準が高い傾向) 社会福祉法人・NPO法人(社会貢献優先、給与は控えめ)
地域 都市部(物価・人件費が高い、需要が多い) 地方(物価・人件費が低い、需要が限られる)
利用者層 医療依存度が高い利用者(専門性が求められる、診療報酬が高い) 医療依存度が低い利用者(基本的なケア中心、診療報酬が低い)
経営戦略 給与還元型(利益を給与に還元、インセンティブ制度充実) 成長投資型(利益を設備投資・教育に回す、給与は市場平均レベル)

求人票の「高給与」に騙されない!確認すべきポイントと選び方

訪問看護の求人を探していると、「月給35万円以上可能」といった魅力的な給与条件が目に入ります。しかし、その金額の内訳をしっかり確認しないと、実際の手取り額が期待と大きく異なる可能性があります。

求人票の表面的な数字だけでなく、固定残業代の扱いやインセンティブの現実的な達成可能性、オンコール対応の実態など、見極めるべきポイントは多岐にわたります。ここでは、後悔のない転職を実現するための具体的なチェックポイントをご紹介します。専門職としての価値を正当に評価する事業所を見つけるため、透明性の高い情報提供を重視する視点が大切です。

固定残業代の内訳を必ず確認する

求人票で最も注意すべきなのが、固定残業代の扱いです。月給に固定残業代が含まれている場合、基本給と残業代の内訳を明確に分けて提示しているかどうかが重要になります。

例えば「月給32万円」と書かれていても、そのうち基本給が28万円で、残業代4万円(20時間分)が含まれているケースがあります。この場合、基本給が低く設定されているため、賞与や退職金の計算ベースが小さくなることがあります(企業によって計算方法は異なります)。さらに、固定残業時間を超過した分の残業代が支給されるのか、超過時の割増率はどうなっているのかも確認が必要です。

面接時には「基本給と固定残業代の内訳を教えていただけますか」「固定残業時間を超えた場合の扱いはどうなっていますか」と具体的に質問しましょう。透明性の高い事業所であれば、これらの質問に対して明確に答えてくれるはずです。

インセンティブ制度の現実的な達成可能性を見極める

訪問看護の求人では、インセンティブ制度を設けている事業所が多く見られます。しかし「訪問件数90時間以降でインセンティブ支給」という制度があっても、実際にそれが達成可能な環境なのかを見極めることが重要です。

確認すべきポイントは、現在のスタッフが実際にどの程度インセンティブを得ているのか、利用者様の確保状況はどうか、訪問件数を増やせる体制が整っているかという点です。利用者様が少ない立ち上げ期のステーションでは、どれだけ頑張っても訪問件数を増やせない可能性があります。

面接では「現在のスタッフの平均的な月間訪問時間はどのくらいですか」「インセンティブを実際に受け取っているスタッフの割合を教えていただけますか」と質問してみましょう。これらの質問に対して具体的な数字で答えてくれる事業所は、情報開示に積極的で信頼できると言えます。

以下の表で、インセンティブ制度のチェックポイントを確認しましょう。

インセンティブ制度の確認ポイント一覧表
確認項目 確認すべき内容
基準時間/基準件数 インセンティブが発生する具体的な訪問時間数または訪問件数の基準が明示されているか
現スタッフの達成状況 現在働いているスタッフの平均的な月間訪問時間・訪問件数はどのくらいか
実績の有無 実際にインセンティブを受け取っているスタッフの割合はどのくらいか
条件の明確さ インセンティブ支給の条件が明確で、具体的な数字で説明されているか
面接で確認すべき質問例
  • 現在のスタッフの平均的な月間訪問時間はどのくらいですか
  • インセンティブを実際に受け取っているスタッフの割合を教えていただけますか
  • 利用者様の確保状況と今後の見通しを教えてください

オンコール対応の頻度と手当の関係を質問する

訪問看護の給与を考える上で、オンコール対応は避けて通れない要素です。「オンコール手当6,000円/日」という記載があっても、実際の呼び出し頻度や夜間訪問時の追加手当がどうなっているかで、実質的な収入と負担は大きく変わります。

オンコール体制では、自宅待機が基本となりますが、実際に呼び出される頻度は事業所によって大きく異なります。24時間対応体制を整えているステーションでも、実際の緊急訪問は月に数回程度というケースもあれば、週に何度も呼び出されるケースもあります。

面接では「オンコール担当の平均的な呼び出し頻度はどのくらいですか」「夜間に実際に訪問した場合の追加手当はどうなっていますか」「オンコールの拘束時間と実際の労働時間の違いをどう評価していますか」と質問しましょう。これらの情報を事前に把握することで、生活リズムへの影響も含めて総合的に判断できます。

すえひろ訪問看護ステーションの透明性の高い給与体系

私たちすえひろ訪問看護ステーションでは、常勤看護師の給与体系を明確に開示しています。月給320,000円の内訳は、基本給287,200円と固定残業代32,800円(15時間分)です。15時間を超える時間外労働については、追加で支給いたします。

さらに、エンゼルケア手当4,000円/回、オンコール手当6,000円/日、そしてインセンティブ制度(90時間以降)の詳細も透明に提示しています。通勤手当は実費支給です。このように、給与体系の透明性を大切にすることで、入職後に「聞いていた話と違う」という状況を防ぎ、安心して働いていただける環境を整えています。

「こんなこと相談してもいいのかな」と迷われることも、どうぞお気軽にお問い合わせください。専門職としての価値を正当に評価し、向上心を持って学び続けられる環境を大切にしています。利用者様お一人おひとりの幸せを本気で考え、諦めずに挑戦する仲間を募集しています。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。訪問看護の給料について、制度面から実態まで多角的にご紹介してきました。この記事を通じて、単なる額面だけでは測れない訪問看護の本当の価値をご理解いただけたのではないでしょうか。最後に、特に重要な3つのポイントを改めてお伝えします。

  • 訪問看護の給料は診療報酬・介護報酬の加算制度により形成されており、24時間対応体制加算や特別管理加算など、専門性の高いケアを提供することで収益が向上し、それが給与に反映される仕組みになっている
  • 年収ベースでは夜勤手当がない分低くなることもあるが、時給換算や健康面・家庭面でのメリットを含めた時間価値で考えると、訪問看護は実質的に高い価値を持つ働き方である
  • 事業所によって給料が2倍近く異なる理由は、運営母体・地域特性・利用者層・経営戦略という4つの構造的要因があり、求人票の見せ方に惑わされず、固定残業代の内訳やインセンティブの現実性を確認することが重要である

訪問看護の給料を正しく理解するには、単なる金額比較ではなく、診療報酬制度の仕組み、時間価値という視点、そして事業所ごとの構造的な違いを知ることが不可欠です。この記事でご紹介した知識を活かして、求人票の数字だけでなく、事業所の透明性や専門職としての成長機会も含めて総合的に判断していただければと思います。すえひろ訪問看護ステーションでは、給与体系の透明性を大切にし、認定看護師・専門看護師の資格取得を全面的にバックアップする環境を整えています。利用者様お一人おひとりの幸せを本気で考え、専門職として常に学び続けられる仲間を募集しています。給与面での疑問やキャリアについてのご相談など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。あなたの訪問看護師としての新しい一歩を、心より応援しています。

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給与体系の透明性を大切にする
職場で働きませんか?
基本給と手当の内訳を明確に開示しています

「求人票の数字と実際が違った」という経験はありませんか?
すえひろ訪問看護ステーションでは、固定残業代の内訳から
インセンティブの達成条件まで、すべて明確にお伝えします。

💰 月給32万円(内訳明示)
📞 オンコール手当6,000円/日
📈 90時間以降インセンティブ
📚 資格取得を全面バックアップ
採用情報・応募はこちら ※給与についてのご質問も歓迎です

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