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介護予防体操教室「正しい姿勢で歩こう」~地域の皆さんと一緒に健康づくり~

先日開催した介護予防体操教室「正しい姿勢で歩こう」のイベントレポートをお届けします。
今回は足立区地域包括支援センター扇さんと一緒に、地域の皆さんと健康について学び、実際に体を動かす時間を共有しました。

イベントの概要

開催日時: 令和7年(2025年)5月29日(木)13:30〜14:30
開催場所: 興本地域学習センター レクホールおよび近隣公園
主催: 足立区地域包括支援センター扇
参加者数: 約20名

私たち地域で暮らす皆さんにとって、「歩く」ことは日常生活の基本中の基本。でも、実は多くの方が「正しい歩き方」について意識されたことがないのではないでしょうか?

今回の教室では、「正しい姿勢で歩こう」をテーマに、足の着地の仕方や重心移動について、楽しく学ぶ機会となりました。

「歩く」って実は奥が深い!

教室が始まると、まず参加者の皆さんに質問が投げかけられました。

「歩くとき、足のどこから着地していますか?」

  • 踵から着地する?
  • つま先から着地する?
  • 足裏全体で着地する?

この質問に皆さん、真剣に考えていらっしゃいました。普段何気なく歩いているけれど、改めて聞かれると「どうだったかな?」と自分の歩き方を振り返る方も多く見受けられました。

さらに「蹴り出しは親指から?小指から?」という問いかけもあり、実際に体を動かしながら確認していく様子が印象的でした。

屋外での実践が気分転換にも

幸い天候にも恵まれたため、教室の後半では近隣の公園に移動して、実際に歩行練習を行いました。室内で学んだ理論を実際の歩行で試してみる時間です。

特に印象的だったのは、膝に痛みを抱えていらっしゃる参加者の方が「親指側に重心を移す歩き方を試したら、少し痛みが減った」とおっしゃったこと。実際に体の変化を感じていただけて、私たちスタッフもとても嬉しく思いました。

参加者の皆さんの声

教室終了後、参加者の皆さんからたくさんの温かい感想をいただきました。

「とても楽しかった」
「久しぶりに外で歩けて気分転換になった」
「歩き方について考える良い機会だった」

「楽しかった」という声が多く聞かれたのが印象的でした。健康づくりは継続が大切ですが、楽しみながら取り組めることが何より重要だと改めて感じました。

地域での健康づくりの大切さ

すえひろ訪問看護ステーションでは、訪問看護のお仕事だけでなく、このような地域の健康づくり活動にも積極的に協力させていただいています。

私たちが日頃お伺いしているご利用者さんの中にも、「転倒が心配」「歩くのが不安になってきた」というお声をよく聞きます。そんな時、今回の教室で学んだような「正しい歩き方」の知識は、とても役立つものです。

また、何より大切なのは、地域の皆さんが集まって一緒に健康について考える時間を持つこと。同じような悩みを持つ方同士がつながることで、お互いに励まし合い、健康づくりを続けていく力になるのだと感じました。

これからも続けていきたい

今回の教室のように、屋内での学習と屋外での実践を組み合わせた内容は、参加者の皆さんにとって学びとリフレッシュの両方の機会となりました。

次回の教室についても、決定次第お知らせいたします。多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

おわりに

地域で暮らす皆さんの健康を支えることは、私たち訪問看護師にとっても大切な役割の一つです。普段は個別のご自宅でのケアが中心ですが、このような教室でたくさんの方とお会いできることは、私たちにとっても貴重な機会です。

これからも、地域の皆さんが住み慣れた場所で健康に過ごしていけるよう、様々な形でサポートしていきたいと思っています。

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