「訪問看護に転職して後悔した」というブログを読んで、不安になっていませんか。訪問看護の世界には、病院勤務と大きく異なる働き方があります。辞める理由を事前に知ることは、転職を恐れることではなく、賢く選ぶための第一歩です。すえひろ訪問看護ステーションでも、スタッフが長く安心して働ける環境づくりに真剣に取り組んでいます。この記事では、退職理由のリアルから転職前の確認ポイント、長く続けられるステーションの選び方まで、正直にお伝えします。
目次
訪問看護師が「辞めたい」と思う理由トップ5
訪問看護師の年間離職率は約15.8%(2023年度)で、経験3年未満では20%を超えるとされています。(出典:全国訪問看護事業協会 訪問看護実態調査 ※数値は近似値)病院勤務とは異なる「一人で完結する仕事」の性質が、向き不向きを大きく左右します。辞めた理由として多く挙げられる項目を知ることが、転職後の後悔を防ぐ最初のステップです。
訪問看護師の退職理由ランキング TOP5
※各項目の割合は複数調査の傾向を基に作成。詳細は本文を参照。
出典:全国訪問看護事業協会 訪問看護実態調査 他
第1位:オンコールによる精神的負担
訪問看護師の退職理由として最も多く報告されるのが、オンコール対応の負担です。夜間や休日に緊急連絡が入る可能性があるだけで、十分な休息が取りにくくなります。「電話が鳴るかもしれない」という緊張感が続くことで、精神的な疲弊につながるケースが少なくありません。(出典:訪問看護師の働き方に関する実態調査 ※要確認)
オンコール自体を「負担」と感じるかどうかは、当番頻度・実際の呼び出し回数・手当の金額・バックアップ体制の有無によって大きく変わります。事前確認が最大の対策です。
第2位:孤独な訪問環境とサポート不足
病院では複数のスタッフと連携しながら働きますが、訪問看護は基本的に一人での対応になります。困ったときにすぐ相談できない環境が、不安や孤独感を生みやすいのです。ステーションによっては管理者への相談ルートが整っていない場合もあり、問題を抱えこんでしまう看護師も出てきます。
定期カンファレンスや日常的な声かけが充実しているステーションでは、この孤独感が大幅に軽減されます。
第3位:移動・記録・事務作業の多さ
利用者様のご自宅間の移動、訪問記録の入力、ケアプランの確認など、訪問看護師の業務は直接ケア以外の時間が想像以上に長くなります。移動時間が給与に反映されない場合もあり、「実際の拘束時間に対して待遇が見合わない」と感じる方が転職を考えるきっかけになっています。(出典:訪問看護師の労働実態調査 ※要確認)
ICT化(記録のタブレット入力・電子カルテ活用)が進んでいるステーションでは、記録にかかる時間が大幅に短縮できます。
第4位:給与・待遇への不満
訪問看護師の給与は、病院勤務と比べると税込給与総額では病棟のほうが高い傾向があります。日本看護協会の調査では、訪問看護師の税込給与月額(平均383,262円)に対し、病棟看護師(409,436円)が約2.6万円上回っています。(出典:日本看護協会「2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査」)一方、夜勤のない訪問看護は日勤換算での時間単価では有利になるケースもあります。「転職したが給与が上がらなかった」と感じないよう、基本給だけでなくオンコール手当・交通費・各種加算の有無も含めた総合比較が欠かせません。
第5位:ケアの方針や職場環境との不一致
利用者様中心のケアを実践したいと転職した一方で、ステーションの方針が合わないと感じるケースもあります。ケアの質よりも訪問件数をこなすことを優先するステーションでは、「本来やりたい看護ができない」という不満が生じやすいです。面接時に「ケアの考え方や方針」を確認しておくことが、ミスマッチを防ぐ重要なポイントです。
オンコール・孤独感・移動の負担:現場のリアル
訪問看護の実態を知ることは、転職の成否を左右します。特に影響が大きい3つの負担について、具体的な状況をお伝えします。転職後に「聞いていなかった」とならないよう、事前にイメージを持っておきましょう。
オンコール対応の実態と頻度
訪問看護師のオンコール対応は、ステーションの規模やローテーションによって大きく異なります。全国訪問看護事業協会の調査によると、オンコール当番の月間担当回数は4〜8回程度が一般的で、平均待機回数は9.4回とされています。(出典:全国訪問看護事業協会 訪問看護実態調査)実際の出動回数は月平均1.6回と、待機回数より大幅に少ないことも知っておくと、負担のイメージが変わるかもしれません。それでも「電話が鳴るかもしれない」という緊張感はゼロにはならないため、バックアップ体制の有無を事前に確認しておくことが大切です。

一人での訪問がもたらす孤独感
訪問看護師は、利用者様のご自宅でほぼ一人でケアを行います。複雑な状態変化があった場合でも、その場での判断が求められることがあります。こうした状況は「やりがい」にもなりますが、サポートが薄いステーションでは「孤立無援」と感じることも少なくありません。定期的なカンファレンスや上司への相談しやすい体制があるかどうかが、離職率に直結します。一人で判断することへの不安を「成長の機会」として受け止められるかどうかが、向き不向きの分岐点になります。
移動時間と体力消耗の現実
一日に複数件の訪問をこなすなかで、移動が体力的な負担となるケースがあります。特に自転車やバイクで広範囲を移動するステーションでは、天候に左右されることも多く、身体的な疲弊が蓄積しやすいです。移動手段・対応エリアの広さ・1日の訪問件数の目安も、転職前に確認すべきポイントです。「1日何件くらいですか」「最も遠い訪問先はどこですか」と面接で率直に聞くことを、ぜひ検討してみてください。
「思っていたのと違った」を防ぐ事前チェックリスト
転職後の後悔を防ぐには、入職前の情報収集が欠かせません。以下のポイントを事前に確認することで、ミスマッチを大幅に減らせます。「聞きにくい」と感じる内容でも、長く働くためには必要な確認です。
ステーション選びで確認すべきポイント
| 確認ポイント | 長く続けやすいステーション | 注意が必要なステーション |
|---|---|---|
| オンコール体制 | 公平なローテーション+バックアップあり | 特定スタッフに集中、フォローなし |
| 相談しやすさ | 管理者への相談ルートが整備されている | 相談しにくい空気・孤立しやすい |
| 研修体制 | 十分な同行訪問期間・OJTあり | すぐ一人で訪問、研修期間が短い |
| 離職率 | 開示してくれる・平均在籍3年以上 | 常時求人中・在籍年数が短い |
| ケア方針 | 利用者様中心・質優先の明確な姿勢 | 件数優先・方針が曖昧 |
入職前に確認すべき労働条件
オンコール当番の頻度・夜間呼び出しの実績・オンコール手当の金額、1日の訪問件数の目安、移動手段と交通費の扱い、記録システムの種類(ICT活用の有無)、残業の実態を確認しましょう。これらは「働いてからわかった」では遅い情報です。採用担当者に直接聞くか、職場見学の機会を積極的に活用することをおすすめします。
職場見学・面接で聞くべき質問
面接では「スタッフの平均在籍年数はどのくらいですか」「1年以内に辞めたスタッフの割合を教えてください」「困ったときはどのように相談できますか」といった質問が有効です。管理者や先輩スタッフの話しぶりから、職場の雰囲気や相談しやすさをある程度感じ取ることができます。数字で答えてもらえないケースでも、回答の丁寧さや率直さがヒントになります。
自分に合うかを判断するポイント
訪問看護に向いているのは、一人でケアを完結させることにやりがいを感じられる方です。「利用者様との長期的な関わり」「自分のペースで仕事できる」「地域の中で看護を実践したい」という想いがある方は、訪問看護の魅力を十分に発揮できます。一方、「仲間と密にチームワークを組みたい」「急性期の緊張感が好き」という方は、最初のうち戸惑いを感じることがあるかもしれません。どちらが良い悪いではなく、自分の性質と環境を正直に照らし合わせることが大切です。
長く続けられるステーションの見極め方
「ステーション選び」が転職の成否を決めると言っても過言ではありません。長く働き続けられる職場には、いくつかの共通点があります。求人票の情報だけでなく、実際に足を運んで確認することが何より重要です。
すえひろのスタッフ定着サポートの流れ
同行訪問で丁寧に慣らす
入職後は十分な同行訪問期間を設け、一人立ちのタイミングをスタッフに合わせて調整します。
定期的な個別面談
管理者との定期面談で小さな悩みを早めにキャッチ。「言いにくいこと」を話せる関係をつくります。
カンファレンスで情報共有
定期的なカンファレンスで複雑なケースを全員で検討。一人で抱え込まない体制をつくっています。
オンコールバックアップ体制
夜間対応に不安を感じる方には管理者がバックアップ。公平なローテーションで特定スタッフへの集中を防ぎます。
キャリア・研修支援
医療的ケアの勉強会・外部研修への参加を支援。「成長し続けたい」という気持ちに誠実に応えます。
離職率・定着率の見方
ステーションの離職率は、直接聞いても答えてもらえる場合があります。また、求人票の「平均在籍年数」や「スタッフ構成(正社員比率)」からも読み取ることが可能です。開設から5年以上経過し、長期在籍スタッフが複数いるステーションは、定着しやすい環境である可能性が高いです。(出典:訪問看護ステーション経営実態調査 ※要確認)求人をほぼ常時出しているステーションは、定着率の低さを示している場合があるため注意が必要です。
管理者・スタッフの雰囲気チェック
見学の際に感じる「雰囲気」は非常に重要です。スタッフ同士が明るく挨拶しているか、管理者が利用者様について丁寧に話しているか、疑問に対してオープンに答えてくれるかを確認しましょう。一緒に働く人たちの様子を直接見ることが、入職後のミスマッチを防ぐ一番確かな方法です。管理者の雰囲気は、ステーション全体の文化を映す鏡とも言えます。
研修・サポート体制の充実度
訪問看護初心者の場合、同行訪問期間の長さやプリセプター制度の有無が特に大切です。「最初から一人で行かせる」ステーションよりも、段階的にスキルを磨ける環境の方が定着しやすいです。医療的ケア(気管切開、点滴管理など)の勉強会や外部研修への参加支援があるかどうかも、長期的な成長を考えるうえで重要なポイントです。
すえひろが離職率を下げるためにやっていること
すえひろ訪問看護ステーションでは、スタッフが「長く、安心して働き続けられる」環境づくりを経営の柱に据えています。訪問看護師の離職理由として挙げられる課題のひとつひとつに向き合い、具体的な取り組みを続けています。「諦めない」という姿勢は、利用者様だけでなく、働くスタッフへも向けています。
オンコール体制の工夫と負担軽減
すえひろでは、オンコール当番が特定のスタッフに集中しないよう、公平なローテーション管理を行っています。夜間の電話対応に不安を感じる方には、管理者がバックアップする体制を整えており、一人で抱え込まずに済む環境をつくっています。オンコール手当は実績に応じて支給しており、働いた分がきちんと評価される仕組みを維持しています。
スタッフが相談しやすい環境づくり
訪問看護は一人での業務が多いからこそ、帰ったあとに「話せる場所」が重要です。すえひろでは、定期的なカンファレンスとは別に、日常的な相談がしやすいコミュニケーション環境をつくっています。「こんなこと聞いていいのかな」と思うような小さな悩みも、遠慮なく共有できる関係性を大切にしています。専門職として責任を持って、誠実に向き合わせていただく姿勢を、スタッフ同士でも実践しています。
長く働けるための研修とフォロー
訪問看護未経験の方も安心できるよう、同行訪問期間を十分に設けています。医療的ケアの勉強会や外部研修への参加支援も行っており、スキルアップの機会を整えています。「専門職として成長し続けたい」という気持ちに、誠実に応えられる職場をめざしています。制度上の制限があるような場面でも、まずは一緒に考えさせてください。
まとめ
訪問看護師が辞める理由は、オンコール負担・孤独感・移動の疲弊・待遇の不満・方針との不一致など、複数の要因が絡み合っています。大切なのは、転職前にこれらの実態を知り、自分に合ったステーションを見極めることです。事前チェックリストを活用し、職場見学や面接で積極的に情報を集めることが、後悔しない転職の近道になります。
すえひろ訪問看護ステーションでは、「制度にとらわれず、利用者様の幸せを最優先に考える」姿勢で、スタッフも利用者様も大切にする職場づくりを続けています。「こんな悩みを相談してもいいのかな」と迷っている方も、ぜひ一度ご連絡ください。一緒に考えさせてください。
【お問い合わせ先】
すえひろ訪問看護ステーション(本店)
〒120-0015 東京都足立区足立4-25-13-102
TEL: 03-5888-6375 受付: 8:30〜17:30(土日祝日も対応)
24時間365日 緊急対応あり
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足立西すえひろ訪問看護ステーション(2号店)
〒123-0841 東京都足立区西新井2-9-19
TEL: 03-5856-9666
よくある質問
Q. 訪問看護師はオンコールが必ずありますか?
A. ステーションによって異なります。オンコールなしのポジションを設けているところもあります。転職前に当番頻度と実際の呼び出し実績・手当額を必ず確認しましょう。
Q. 病院経験が浅くても訪問看護に転職できますか?
A. 一般的には3年程度の病院経験が目安とされることが多いですが、ステーションによって受け入れ基準は異なります。同行研修が充実しているステーションを選ぶことで、経験が浅くても安心してスタートできます。
Q. 訪問看護師の給与は病院より高いですか?
A. 日本看護協会の2024年度調査では、税込給与総額は病棟看護師(月平均409,436円)のほうが訪問看護師(383,262円)より約2.6万円高い結果でした。ただし、訪問看護は夜勤がない分、日勤換算での時間単価では有利になるケースもあります。基本給だけでなくオンコール手当・交通費・各種加算の有無も含めた総合的な比較をおすすめします。(出典:日本看護協会「2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査」)
Q. 訪問看護が向いているか事前に知る方法はありますか?
A. 職場見学や体験同行ができるステーションに応募するのが一番確実です。一人での対応、利用者様との長期的な関わり、地域での看護実践に魅力を感じるかどうかが判断の基準になります。
Q. すえひろ訪問看護ステーションの求人はどこで確認できますか?
A. 公式サイト(https://suehiro-sakura.com/)にてご確認いただくか、お電話(03-5888-6375)にてお気軽にお問い合わせください。

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