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育休明けの復職先に訪問看護を選んだ理由|子育て中ナースの本音

育休明けに病院へ戻ることをためらっている看護師さんは、決して少なくありません。訪問看護は、夜勤なし・規則的なシフト・子どもの急な発熱にも対応しやすい環境として、育児中の看護師から選ばれています。

この記事では、なぜ育休明けの復職先として訪問看護が注目されているのか、すえひろ訪問看護ステーションで働くママナースの実際の1週間も交えながら、リアルな情報をお伝えします。

育休明けに病院復帰が怖いと感じるのはなぜ?

育休明けの看護師が復職先を選ぶとき、多くの方が悩まれます。「子どもを保育園に預けながら夜勤をこなせるか」「急変対応のブランクが心配」「同僚に迷惑をかけてしまうのでは」——そんな声をよく耳にします。

復職の不安は多くのナースに共通している

厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査」(2011年)によると、再就職を希望する看護職員が抱く不安のうち、「家事・子育てと両立できるか」と回答した割合は32.6%にのぼります。「最新の看護知識・技術に対応できるか」(33.4%)とほぼ同率で、育児との両立はブランクへの不安と並ぶ大きな課題です。

病院への復帰を選んだ場合、夜勤のシフト調整、子どもが熱を出したときの急な休み連絡、残業が重なる日の保育園お迎え——これらすべてを同時にこなす必要があります。「頭ではわかっていても、実際に始めてみると想像より大変だった」という声は少なくありません。

「病院に戻る」以外の選択肢を考える時代

育児と看護師の仕事を両立する方法は、病院への復職だけではありません。訪問看護ステーションへの転職という選択肢を、3〜4月の保育園入園シーズンに合わせて検討する看護師が増えています。

訪問看護は、「在宅で療養する利用者様のご自宅を訪問し、主治医の指示のもとに看護業務を行う」仕事です。病棟看護とは異なる働き方の仕組みがあるため、育児中のナースにとって大きなメリットが生まれます。

「病院復帰」と「訪問看護への転職」を比べてみると…

🏥 病院復帰
🏠 訪問看護
🌙 夜勤の
有無
月4~5回あり(2交代制) 夜勤手当がつくため收入面のメリットも
基本なし(オンコール対応あり) 生活リズムが安定しやすい
⏰ 残業の
頻度
記録・引う継ぎで時間外が発生しやすい チームでのフォロー体制が整っていることも多い
訪問スケジュールが決まっており見通しが立てやすい 時間管理をしながら働きやすい環境
📅 シフトの
形態
日勤・夜勤・準夜勤のローテーション制 さまざまな時間帯の経験を積める
基本は日勤のみ 曜日・時間帯が安定しており計画が立てやすい
🤒 子どもの
急な発熱
シフト調整が必要 職場によっては柔軟な対応ができる場合も
担当変更で対応しやすいことが多い 小規模ステーションではスタッフ間で融通しやすい

参考:日本看護協会「訪問看護実態調査2024」

訪問看護が育児中ナースに選ばれる3つの理由

訪問看護が子育て中の看護師から選ばれるのには、明確な理由があります。働き方の仕組みそのものが、育児と両立しやすい構造になっているからです。

① 夜勤がなく、生活リズムが整えやすい

訪問看護ステーションは、基本的に夜勤がありません。勤務時間が規則的であるため、保育園の送り迎えに合わせたスケジュールを組みやすく、毎日の生活リズムが整います。

病院勤務では「早出・日勤・遅出・夜勤」と変則的なシフトが続くため、子どもを誰に預けるかをその都度調整しなければなりません。それに比べ、訪問看護では毎日ほぼ同じ時間帯に働けるため、家族への負担も軽減されます。

② 残業が少なく、定時で帰りやすい

訪問看護では、訪問件数と担当エリアがあらかじめ決まっています。病棟勤務と異なり、急変対応や予定外の入退院による大幅な残業が生じにくい環境です。

受け持ち訪問が終われば、その日の業務記録を仕上げてほぼ定時に退勤できるケースが多くなります。保育園のお迎え時間が決まっている育児中のナースにとって、「今日も残業になりそう…」という心配が少ないのは大きな安心感につながります。

③ 直行直帰で自宅近くで働ける

訪問看護師は電動自転車やバイクで利用者様のご自宅を1件ずつ訪問します。自宅の近くに担当エリアが設定されることも多く、通勤の負担が少ないのも特徴です。

すえひろでは電動自転車・タブレット・社用携帯を貸与していますので、手ぶらで始められます。訪問と訪問の間に隙間時間が生じることもあり、急な状況にも柔軟に対応しやすい環境です。

「子どもの発熱でも対応しやすい」のは本当か?

「訪問看護は子どもの急な発熱に対応しやすい」という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。これは本当のことですが、条件があります。

担当件数がある程度決まっているから対応しやすい

病棟看護では、急に誰かが休むと残ったスタッフで患者さんの安全を守らなければなりません。そのため「休みにくい雰囲気」が生まれやすい側面があります。

訪問看護の場合、1人が担当する件数はあらかじめ設定されています。休む場合は別のスタッフが担当を引き継ぐ仕組みがあるため、急な欠勤への対応がしやすい面があります。

特にすえひろでは、子育て中のスタッフが複数在籍しています。「お互いさま」という文化が自然と根付いており、子どもの急な発熱で休まなければならないときも、周囲が状況を理解してくれる安心感があります。

「対応しやすさ」は職場の文化によって異なる

ただし、子どもの発熱対応のしやすさはステーションによって大きく異なります。スタッフの人数が少ない事業所では、1人の欠勤が他のスタッフの負担に直結することもあります。

転職前には、「育児中のスタッフが何人いるか」「急な欠勤時のフォロー体制がどうなっているか」を確認することをおすすめします。すえひろでは、ご見学・面談の際にこういった職場の実態もご説明しています。気になることは何でもお気軽にお聞きください。

訪問看護ステーションの時短勤務・シフト制の実態

訪問看護での時短勤務やシフトの組み方は、病院とは少し異なります。実際のところを正直にお伝えします。

すえひろの就業時間と時短勤務

すえひろ訪問看護ステーションの所定就業時間は8:30〜17:30(休憩60分)です。時短常勤は「要相談」としており、育児など家庭の事情に応じて働き方を個別に話し合うことができます。

育児・介護休業法では、3歳未満の子どもを養育する労働者に対して、原則として1日の所定労働時間を6時間とする短時間勤務制度を設けることが事業主に義務付けられています。法律に基づいた権利として時短勤務を相談することができます。

シフト制と休日の実態

すえひろのシフトはシフト制で、月9〜10日の休みと年末年始休暇があり、年間休日は115日です。土日祝の勤務が発生することもありますが、その分平日に振り替えの休みが取れます。

保育園が土日休みの場合は、勤務シフトと保育園の休日をどう合わせるかが課題になることもあります。配偶者や家族のサポート体制を含めて、面談時に具体的に相談していただくことをおすすめしています。

年次有給休暇の取得について

法定通りの年次有給休暇が付与されており、時間単位での取得も可能です。「子どもの行事で午前中だけ休みたい」「病院の付き添いで2時間だけ早く帰りたい」という場面でも、時間単位有休を活用できます。子育て中のナースにとって、時間単位で取れる有給は日々の生活を大きく助けてくれます。

📅 すえひろ看護師の1週間 シフト例

訪問看護ステーション勤務・日勤(育休明け)

8:30~17:30
朝礼・申し送り
午前 訪問(3件)
昼休憩
午後 訪問(2件)
記録・終業
8:30~17:30
朝礼・申し送り
午前 訪問(3件)
昼休憩
午後 訪問(2件)
記録・終業
8:30~17:30
朝礼・申し送り
午前 訪問(3件)
昼休憩
午後 訪問(2件)
記録・終業
8:30~17:30
朝礼・申し送り
午前 訪問(3件)
昼休憩
午後 訪問(2件)
記録・終業
8:30~17:30
朝礼・申し送り
午前 訪問(3件)
昼休憩
午後 訪問(2件)
記録・終業
😴
休み
🌸
休み
🌸 すえひろのシフトのポイント 日勤のみで土日はお休み。毎日同じ時間帯に勤務できるので、保育園の送り迈えや家族との時間もしっかり確保できています。

すえひろで働くママナースの1週間

実際にすえひろで働く育児中のスタッフはどんな1週間を過ごしているのか。ある先輩スタッフのリアルなスケジュールをご紹介します。

月曜日——保育園から直接訪問へ

朝7時に起床し、子どもを保育園に送ってから8:30にステーションへ出勤。朝のミーティングで当日の訪問件数と利用者様の状況を確認し、電動自転車で最初の訪問先へ出発します。

午前中に3件、午後に2件の訪問をこなし、16:00頃にステーションへ戻って記録を仕上げます。17:10に退勤し、17:30には保育園にお迎え。夕ご飯の支度をしながら、子どもの「今日、外で虫を見つけたよ」という報告に笑顔で応えます。

水曜日——子どもの急な発熱で早退した日

登園後に保育園から「熱が出た」と連絡が入ったのは午前10時。すぐにリーダーに伝えると、午後の残り2件を別のスタッフが引き継いでくれました。申し訳ない気持ちはありますが、「私もよく同じ状況になるから、お互いさまだよ」と声をかけてもらい、早退できました。

金曜日——利用者様から「ありがとう」と言われた日

末期がんの利用者様を担当して3ヶ月が経ちます。この日は、「あなたが来てくれるから、家にいられる」と言葉をかけてもらいました。病棟では多くの患者さんを同時に受け持ちますが、訪問看護では1人の利用者様とじっくり向き合える時間があります。

まとめ

育休明けの復職先として訪問看護を選ぶことは、「看護師としてのキャリアをあきらめる」のではなく、「より自分らしく、長く続けるための選択」です。夜勤なし・規則的なシフト・子どもの急な発熱に対応しやすい職場文化——これらは訪問看護ならではの働き方の特徴です。

厚生労働省の2024年衛生行政報告例によると、訪問看護ステーションで働く看護師数は全体の6.7%約91,000人)に達し、2年前と比べて1.3ポイント増加しています。育児中のナースを含む多くの看護師が、訪問看護という働き方に可能性を見出しています。

すえひろ訪問看護ステーションは、「どうすればこの方が幸せに暮らせるか」を本気で考え、諦めずに実行していく組織です。育児との両立についても、一人ひとりの状況に合わせた働き方を一緒に考えていきます。「こんな状況でも働けるのだろうか」と迷われているなら、まずお気軽にご相談ください。専門職としての責任と誇りを持って、真摯に向き合わせていただきます。

お問い合わせ先

すえひろ訪問看護ステーション(本店)
〒120-0015 東京都足立区足立4-25-13-102
受付時間:平日 8:30〜17:30

足立西すえひろ訪問看護ステーション(2号店)
〒123-0841 東京都足立区西新井2-9-19

電話でのお問い合わせ:平日 8:30〜17:30 フォームでのお問い合わせ:24時間受付(お問い合わせフォームはこちら

よくある質問

Q. 育休明けすぐに訪問看護へ転職することはできますか?

可能です。ブランク明けの復職は、訪問看護でも受け入れている事業所が多くあります。すえひろでは採用後6ヶ月の有期雇用期間を設けており、業務に慣れながら丁寧に習得できる環境を整えています。病院勤務の経験があれば、知識・技術は十分に活かせます。

Q. 訪問看護は夜勤が本当にないのですか?

多くのステーションでは日中の訪問のみで夜勤はありません。ただし、24時間対応のオンコール体制を設けているステーションでは、夜間に電話対応や緊急訪問が発生することがあります。すえひろでも常勤看護師にはオンコール対応をお願いしており、詳細は面談時にご確認いただけます。

Q. 子どもの急な発熱でも休みやすいですか?

職場の体制によりますが、すえひろでは育児中のスタッフが複数在籍しており、相互にカバーし合える文化があります。訪問件数が明確に決まっているため、急な欠勤時の引き継ぎがしやすく、病棟に比べて気持ちの負担が軽くなる方が多いです。

Q. 時短勤務で働くことはできますか?

時短常勤は要相談です。育児・介護休業法に基づき、3歳未満の子を養育する場合は短時間勤務制度を利用できます。勤務時間の調整については、面談時に個別にご相談ください。

Q. 訪問看護の仕事は病院と比べてスキルが落ちますか?

そのようなことはありません。訪問看護では、病院では経験できないスキルが求められます。1人で利用者様のご自宅にうかがい、フィジカルアセスメントから処置、家族への指導まで幅広く対応します。医師がそばにいない環境で判断する力が養われるため、看護師としての専門性を深く磨ける仕事です。

参考資料

  • 看護職員就業状況等実態調査(厚生労働省)
  • 2024年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況(厚生労働省)
  • 病院看護実態調査2024年(日本看護協会)
  • 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(e-GOV法令検索)

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