地域とつながる、想いをつなぐ。すえひろの「在宅ケア」への挑戦。
- 開催日:2026年3月16日(月)
- 場所:すえひろ訪問看護ステーション
- 参加者:定員100名(医療・介護関係者)
目次
はじめに ─ この勉強会はなぜ生まれたのか?
今回で第2回目を迎えた「腹膜透析(PD)勉強会」。スタッフ一同、会場の準備から当日の進行まで、手づくりの温かさを大切にしながら、地域の医療・介護職の皆さんをお迎えしました。
腹膜透析(PD)とは、お腹の中に透析液を入れ、ご自身や家族の手で透析を行う方法です。週3回の通院が必要な血液透析と比べて、自宅で生活を続けながら治療できる可能性が広がるため、「在宅ケア」との相性がとても良い治療法です。
でも、まだまだ地域に浸透していないのが現状。「知らなかった」「どんな人が対象なの?」という声をよく耳にします。そのギャップを埋めたくて、私たちすえひろは、この勉強会を立ち上げました。
当日お越しいただいた皆さん
医師・MSW・ケアマネジャー・訪問看護師など、地域のさまざまな職種の方々に足を運んでいただきました。すえひろスタッフも全員で会を盛り上げました!
ご来賓の皆さま
- 長谷川病院 都筑先生(ご講演)
- 四季診療訪問クリニック 内藤先生
- 訪問看護ステーションナイチンゲール 新堂所長
- 長谷川病院 金田一MSW
- 居宅介護支援事業所SINSUN 越智ケアマネジャー

当日一番印象的だったこと ─ 都筑先生の「症例」が心を動かした
今回のメインは、長谷川病院・都筑先生による症例発表でした。先生は「この症例が自分の考え方を変えた」とおっしゃっていました。
それは、腹膜透析を導入したことで、患者さんとご家族の「願い通りの看取り」ができた事例。そこには、訪問看護・主治医・ケアマネジャーなど、多職種がバラバラでなく「チームとして」関わった連携の力がありました。
「自分1人の力じゃなく、お医者さんもケアマネさんもそれぞれが頑張ってくれた。その連携があって初めて、患者さん家族の願いに合ったケアができた」── 渋谷(代表)の言葉より
「医者だけじゃない力が大事なんだ」という気づきを、先生自ら言葉にしてくださったこと、スタッフ一同、胸が熱くなりました。

勉強会が終わった、その日のうちに
「勉強会の成果ってすぐにはわからないもの」と思っていましたが、なんと当日中に新しい動きが生まれました。

勉強会直後、地域クリニックから初めてのご相談が届きました
参加いただいたあるクリニックの先生が、終了後すぐにスタッフへ声をかけてくださいました。「ちょっとややこしい症例があって、直接相談したい」と。先生が真っ先に思い浮かべてくださったのが、すえひろ。「PDの勉強会でどんな関わりをしているかがわかったから」とのことでした。
「今日その相談のやり取りができたから、もう100点以上、200点ぐらいの価値がある」── 渋谷(代表)
会場の雰囲気 ─ スタッフ全員で盛り上げた1日
スタッフの山下は勉強会の前から、担当する利用者さんに「腹膜透析って聞いたことありますか?」と声をかけていました。「何それ?」という反応も多かったけれど、「じゃあ資料持ってきますね」と。現場の中から、自然に動きが生まれていたんです。
当日は、参加者の方々が積極的に名刺交換をしたり、情報を共有し合う姿も見られました。静かに話を聞くだけじゃなく、みんなで輪をつくっていく、そんな温かい雰囲気の会でした。
「1+1が5ぐらいになってるんじゃないかな。みんながいたから、ここまでできた」── 渋谷(代表)、スタッフのチームワークについて
これからの展望 ─ 3年後のビジョンへ向かって
すえひろは今、「腹膜透析の地域拠点センター」を目指しています。3年という時間軸を意識しながら、地道に、でも確実に歩んでいます。
- 勉強会を継続開催。次回は5月を予定し、準備を進めています。
- ケアマネジャー向けの小規模勉強会(プチ勉強会)も企画中。来やすい場所・時間で。
- 足立区内のPD対応医師との連携強化。患者さんが「腹膜透析という選択肢」を知れる環境づくりへ。
- 利用者さんへの情報発信。「知らなかった」を「知ってよかった」に変えるために。
「雪だるま式にどんどん人の関わりが増えていく。1回1回の積み重ねが確実に次へとつながっている」── スタッフの言葉より
ご参加いただいた皆さまへ、ありがとうございました
遠いところ、お忙しい中お越しいただき、本当にありがとうございました。皆さんとのご縁が、地域の在宅ケアをよりよくする力になると信じています。
腹膜透析についてのご相談・ご連絡は、いつでもすえひろ訪問看護ステーションへお気軽にどうぞ。次回の勉強会でも、またお会いできることを楽しみにしています。

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