「職場の雰囲気がとても良くて、多職種同士がすごく風通しよくコミュニケーション取られていたのが印象的でした」――実習に訪れた看護学生のこの言葉は、私たちすえひろ訪問看護ステーションが大切にしている価値観を、そのまま表現してくれているように感じます。
今回、専門学校から実習生として当ステーションで学びを深めてくださった学生さんに、実習での体験や感じたことをお聞きしました。

実習で感じた「多職種連携」のリアル
訪問看護の現場では、看護師だけでなく、理学療法士、作業療法士、事務スタッフなど、さまざまな職種のメンバーが協力し合いながら利用者さんを支えています。実習生は、この「チーム医療」の実践を間近で体験することができました。
「多職種同士が風通しよくコミュニケーションを取られていたことが、本当に印象的でした」と実習生は語ります。朝のミーティングでは、各職種が利用者さんの状態を共有し、気づいたことを自由に発言し合う。その様子から、お互いを尊重しながらも率直に意見を交わせる関係性が感じられたそうです。
「やりたいことリスト」に見える、チームの温かさ
実習生が特に心を動かされたのが、スタッフの「やりたいことリスト」でした。これは、各スタッフが仕事やプライベートで挑戦したいことを共有し、チーム全体で応援し合う取り組みです。
「このリストを見たとき、職場内での雰囲気作りがすごくよく表れているなと思いました」と実習生は振り返ります。仕事の目標だけでなく、プライベートの夢も共有できる関係性。それは、お互いを一人の人間として尊重し、支え合う文化があるからこそ実現できるものです。
こうした温かい雰囲気は、スタッフ同士の関係にとどまりません。「それがまた、療養者さんのサービスという面にも繋がっているんじゃないかと思いました」という実習生の言葉通り、チームの良好な関係性は、利用者さんへのケアの質にも直結しています。
スタッフ同士が信頼し合い、自由に意見を言い合える環境だからこそ、利用者さん一人ひとりに合わせた最適なケアを、チーム全体で考え抜くことができるのです。
訪問看護の現場で学んだこと
実習期間中、実習生は実際の訪問に同行し、在宅でのケアの様子を見学しました。病院とは異なる環境で、利用者さんの生活に寄り添いながら提供する看護。その中で、医療的な知識や技術だけでなく、コミュニケーション力や観察力の大切さも実感できたのではないでしょうか。
24時間365日対応という責任ある現場だからこそ、スタッフ間の連携の重要性も身をもって感じられたはずです。足立区全域を訪れる中で出会う多様な利用者さんとそのご家族。一つとして同じケースはなく、常に新しい学びがあります。
実習を終えて
限られた期間ではありましたが、実習生にとって、訪問看護という分野への理解を深め、多職種連携の実際を体験できた、貴重な時間になったようです。
実習を受け入れる私たちにとっても、新鮮な視点で職場を見つめ直すきっかけをいただきました。「職場の雰囲気が良い」と感じてもらえたことは、日々の実践が間違っていなかったという確信にもつながります。
すえひろ訪問看護ステーションより
私たちすえひろ訪問看護ステーションでは、「誰ひとり取り残さない社会」を目指して、日々利用者さんに寄り添ったケアを提供しています。
今回の実習生のように、専門学校などの教育機関と連携しながら、次世代を担う看護職の育成にも力を入れています。実習生一人ひとりの学びたいことや興味に合わせて、丁寧に指導することを心がけています。
そして、この教育への姿勢は、実習生だけでなく、新しく私たちの仲間になるスタッフに対しても同じです。多職種が風通しよくコミュニケーションを取り合える環境、お互いの「やりたいこと」を応援し合えるチーム、そして利用者さんの生活を第一に考える姿勢。これらは、すえひろで働くすべてのスタッフが共有している価値観です。
訪問看護という仕事に興味がある方、地域に根ざした看護を実践したい方、チームで支え合いながら成長したい方――そんな方々と一緒に働けることを、心から楽しみにしています。
私たちは、スタッフ一人ひとりの成長を支え、その成長が利用者さんの笑顔につながる。そんな温かい循環を、これからも大切にしていきます。
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